三遠南信自動車道【静岡・愛知区間の最新状況調査】
交通インフラ研究所
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三遠南信自動車道【静岡・愛知区間の最新状況調査】
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今回は、三遠南信自動車道の浜松河川国道事務所の担当区間と、浜松市担当の現道改良区間について、国土交通省、中部地方整備局、浜松河川国道事務所と関係自治体のWeb資料及びWikipediaの情報をもとに探っていきます。
三遠南信自動車道は、長野県飯田市の中央自動車道・飯田山本インターチェンジから、愛知県を経由して静岡県浜松市浜名区の新東名高速道路・浜松いなさジャンクションに至る、総延長約100キロメートルの高規格幹線道路です。旧国名で三河の国、遠江の国、信濃の国の南部を通ることから、三遠南信の名称がつけられています。
そのうち、浜松河川国道事務所が担当するのは、水窪佐久間道路と、佐久間道路・三遠道路です。事業中の水窪佐久間道路は水窪町から佐久間町川合までの14kmを結ぶ計画で、国道152号の狭隘区間を代替する新たな南北軸として位置づけられています。現在は用地取得や詳細設計が中心で、本体工事本格化する前段階です。一方、佐久間道路と三遠道路は佐久間町川合から浜松いなさJCTまでの27.9kmで、2026年3月に東栄IC〜鳳来峡ICが開通したことで全線が連続し、新東名と奥三河・北遠地域のアクセスが大きく改善しました。
これに対し、浜松市が担うのは、水窪インターチェンジから、水窪北インターチェンジ間の、国道152号、現道改良です。天竜区の山間部は老朽で、災害が頻発する狭隘区間が多く、市はバイパス整備や拡幅を進め、災害時にも機能する信頼性の高い道路へ改良する計画です。三遠南信自動車道が未整備の北遠地域では、国道152号が住民の移動の要となっていますが、現道改良工事が完成すれば、高規格道路整備までの間、通過交通の受け皿としても機能していきます。
<結論>
・三遠南信自動車道の水窪佐久間道路は事業中だが、設計段階で開通は当面先。
・浜松市は国道152号の拡幅・バイパス整備を進めているが、全線開通は5~10年はかかると予測。