【和風ロック/日本神話 Japanese Wa-Rock】『たまゆら』
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【和風ロック/日本神話 Japanese Wa-Rock】『たまゆら』
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天岩戸に閉ざされた光。
静まり返った夜の中で、神々はその時を待っていた。
榊を手に取り、玉を結び、鏡を掲げる。
一つひとつの祭具を整えながら、
ただ、岩戸が開く瞬間を信じて待つ。
その長い夜の中にあった、
ほんの一瞬の静けさ。
そして、世界が再び光を取り戻す瞬間。
『たまゆら』は、
天岩戸神話に登場する布刀玉命の視点をモチーフに、
祈りと緊張、そして光を待つ時間を描いた和風ロックです。
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“Tamayura”
The light was sealed away behind the rock of Ama-no-Iwato.
In the silence of the night, the gods waited for the moment to come.
A sacred sakaki branch.
Jewels carefully tied.
A divine mirror held toward the darkness.
One ritual object after another was prepared,
as they waited for the moment when the stone door would finally open.
Within that endless night,
there was a fleeting moment of silence—
followed by the instant when the world regained its light.
“Tamayura” is a Japanese wa-rock song inspired by the perspective of Futodama-no-Mikoto, the deity associated with the sacred preparations of the Ama-no-Iwato ritual.
Not forcing the door open.
Not knowing when the moment would come.
Only preparing, praying, and waiting.
Beyond the silent night,
the light is still there.
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『たまゆら』
榊を手に取り
玉を結ぶ
鏡を掲げ
夜を見つめる
誰も語らぬ
天の岩戸
神々の声も
沈んだまま
乱れた祭具を
ひとつずつ
あるべき場所へ
戻してゆく
私にできるのは
祈ること
そして
その時を待つこと
鏡よ 映せ
まだ見ぬ朝を
玉よ 輝け
この夜の先を
私はここで
火を絶やさない
誰かが笑い
誰かが舞うまで
この手に託された
小さな祭具
それが明日を
呼ぶのなら
私はここで
ただ見届ける
閉ざされた扉が
開くその瞬間を
外では誰かが
声を上げて
静かな夜を
揺らしている
岩戸の向こうに
いる神へ
届いているのか
まだ分からない
焦る心を
静めるように
ひとつ ひとつ
形を整える
もしも届かなければ
また整えればいい
もしも夜が続くなら
朝を待てばいい
神々の声も
笑い声も
やがてひとつに
重なるだろう
私はここで
火を絶やさない
長い夜にも
背を向けない
この手に託された
すべての祈り
天へ返すその時まで
やがて岩戸が
わずかに開いて
差し込む光が
世界を変える
私はただ
静かに笑う
祭りの役目を
終えるように
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