男二人が私を夜通し...【朗読・小説】
夜の朗読 AYAの部屋
0:00 / 0:00
男二人が私を夜通し...【朗読・小説】
19 150 просмотров · 1 мес. назад
夜の朗読 AYAの部屋
11,3 тыс. подписчиков
19 150 просмотров · 1 мес. назад
チャンネル登録して頂ければ嬉しいです。励みになります。
こちら↓↓
/ @ayanoheya993
【作品名】
男二人が私を夜通し...【朗読・小説】
【ストーリー】
まさきの指が、私の髪をかき上げた。汗で張りついた前髪を、ゆっくりと。「ずっと、こうしたかった」耳の縁に、息がかかる。ぞく、と背中が跳ねた。私は思わず声を漏らした。
自分の声だと、信じたくなかった。
反対側で、こうじさんが小さく笑う気配がした。笑いながら、その手が、私の内側を、指でなぞる。
指先から全身へ、痺れが走った。
「……こうじ、さん」
二人の体温が、両側から。
まさきの熱くて乱暴な熱と、こうじの静かで確かな熱と。
どちらも知っている。どちらも、失いたくない。
「ひろみ」
同じ名前を、二人が同時に呼んだ。
私は、目を閉じた。
閉じた瞼の裏で、一気に全身溶けていくのを感じた。
「……電気」
かすれた声で、私は言った。
「電気、消して」
まさきが動く気配。
かちり、と小さな音。
部屋が、暗くなる。
窓の外の街灯だけが、三つの影を、床の上に淡く重ねていた。
換気扇の音が、遠くなる。
そのあと聞こえたのは——グラスの氷が、最後にひとつ、からん、と崩れる音だけだった。
#朗読
#朗読劇
#睡眠
#asmr...