【AI】お初が歌う『曾根崎心中』
AI歌絵巻
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【AI】お初が歌う『曾根崎心中』
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AIの生成したお初が『曾根崎心中』の中でも特に名文の誉れ高い『道行』を歌います。『曾根崎心中』の解説は割愛します。
■ビジュアルについて
本動画では、派手な演出や振り付けは極力抑えました。ですが、AIは「Microsoftか!」とツッコミたくなるほど【いちいち余計なことをする】のがデフォルトなので、頼んでもいない月が出たり鳥が飛んだり、逆に苦労が絶えませんでした。
■歌詞
この世の名残、夜も名残
死にに行く身をたとふれば
あだしが原の道の霜
一足づつに消えてゆく
夢の夢こそ、あはれなれ
あれ数ふれば暁の
七つの時が六つ鳴りて
残る一つが今生(こんじょう)の
鐘の響きの聞き納め
寂滅為楽(じゃくめついらく)と響くなり
鐘ばかりかは、草も木も
空も名残と見上ぐれば
雲心なき水の音
北斗は冴えて影映る
星の妹背(いもせ)の天の川
梅田の橋を鵲(かささぎ)の
橋と契りて、いつまでも
我とそなたは女夫(めおと)星
かならず添ふと縋(すが)り寄り
二人が中に降る涙
川の水嵩(みかさ)も増さるべし
■現代語訳
この世の別れ、夜も別れ
死にに行く身をたとえると
あだしが原の道に置く霜のようなもの
一足ごとに踏まれ消えてゆくように
一足ずつ死に近づいていく。
その儚さは夢の中の夢のようで哀れである。
あれ、数えると暁の七つの時(午前4時)
が六つ鳴って、
残る一つがこの世での
鐘の響きの聞き納め
寂滅為楽(一切の煩悩を滅した境地が真の楽である)
と響く音がする。
鐘ばかりでなく、草も木も
空も別れと見上げると
雲は無心に浮かび
無心に流れる水の音がする。
北斗は冴えて光が映る蜆川は
星の妹背(織女と牽牛)の出会う天の川
のようである。
梅田の橋を織女と牽牛が渡る鵲の橋と見、
契りを込めて、いつまでも
私とあなたは女夫星
かならずそうなろうと縋り寄り
二人の中に流れる涙で
川の水嵩も増すに違いない。
■参考文献
「声に出して読みたい日本語」齋藤孝/草思社
「ビギナーズ・クラシックス日本の古典 近松門左衛門」井上勝志/角川ソフィア文庫
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