病気で心まで沈むとき|「病気が自分のすべてではない」と考える話
ブッダのくすり箱
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病気で心まで沈むとき|「病気が自分のすべてではない」と考える話
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ブッダのくすり箱
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病院の待合。番号ふだをにぎったまま、頭にうかぶのは体のことばかり。
手帳は通院の日でうまり、食卓には薬の袋がならぶ。
「もう、もとの自分には、もどれないのではないか」
この動画は、病気を治す話ではありません。治すのは、お医者さんと薬のしごとです。
かわりに、ブッダのまわりにあった三つの病床を、順にたずねていきます。
老いて病んだ町の人。仲間に放っておかれた病気の修行者。そして、背中が痛むブッダ自身。
ブッダは、老いて病んだ人に、こう言いました。「体は病んでいても、心は病まないように」。
体と心のあいだに線を引く、三つの小さなこともお伝えします。待合の長いすでも、ふとんの中でも、楽にしてお聞きください。
▼ 目次
0:00 オープニング:病院の待合、番号ふだをにぎる
2:54 第1章 ひとつめの病床 老いて病んだ人(ナクラピター)
5:41 第2章 「私は」と「体は」(体は、私のぜんぶではない)
8:25 第3章 ふたつめの病床 放っておかれた人(病んだ人を看なさい)
11:09 第4章 みっつめの病床 ブッダ自身(「背中が痛む」)
13:52 第5章 体と心のあいだに、線を引く三つのこと
16:04 まとめ
▼ こんな方へ
・病気がわかってから、気持ちまで沈んでいる
・通院や薬のことで、頭がいっぱいになる
・自分がまるごと「病人」になったように感じる
・家族に迷惑をかけてばかりだと、うしろめたい
・持病や体の痛みと、長くつきあっている
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🌿 ブッダのくすり箱
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不安、怒り、人間関係、考えすぎ。
心が疲れたときにそっと開ける「くすり箱」のように、
2500年前から伝わるブッダの教えを、やさしい言葉でお届けします。
今日のあなたに合う「ひとつ」が見つかりますように。
▼ チャンネル登録はこちら
/ @buddha-kusuribako
▼ 大切なお願い
この動画は、仏教の教えをもとにした心のヒントをお届けするもので、医療・診断・治療に代わるものではありません。
病気や治療のことは、主治医と相談してください。薬や通院を、ご自分の判断でやめないでください。
「これで病気が治る」と言って、高額な商品や施術をすすめられたときは、契約する前に、主治医や下の窓口に相談してください。
気持ちの落ちこみがつづいて、眠れない、食べられないというときは、そのことも主治医に伝えてください。心のほうにも、手だてがあります。
看てくれる人がいない、お金や仕事のことが心配だというときは、かかっている病院の相談室(医療ソーシャルワーカー)や、下の窓口が力になってくれます。
今すぐ身の危険があるときは、110番や119番に通報してください。
・がん相談支援センター(国立がん研究センター「がん情報サービス」の案内ページ。全国のがん診療連携拠点病院などにあり、その病院に通っていなくても、無料・匿名で相談できます)
https://ganjoho.jp/public/institution...
・難病相談支援センター(難病情報センターの一覧ページ。都道府県・指定都市にあり、療養や暮らしの相談ができます)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/1361
・治療と仕事の両立支援ナビ(厚生労働省 病気をかかえながら働く人の相談窓口・支援機関の案内)
https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/
・地域包括支援センター(高齢のかたの暮らし、介護などの相談。お住まいの市区町村にあります。厚生労働省の案内ページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunit...
・消費者ホットライン 188(消費者庁 「病気が治る」とうたう商品や契約の相談。身近な消費生活センターにつながります)
https://www.caa.go.jp/policies/policy...
・まもろうよ こころ(厚生労働省 電話・SNSの相談窓口の案内)
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
・よりそいホットライン 0120-279-338(どんな悩みでも相談できる電話。通話無料)
https://www.since2011.net/yorisoi/
▼ この動画で取り上げた教え
経典の内容を、わかりやすい言葉に言い換えてお伝えしています。
・老いて病んだナクラピターへの言葉「体は病んでいても、心は病まないように」と、弟子サーリプッタの説明:相応部経典
・仲間に放っておかれた病気の修行者を、ブッダが自分の手で看る。「私につかえようと思う者は、病んだ人を看なさい」:律蔵(大品)
・「私は背中が痛む。少しのばしたい」と言って、弟子サーリプッタに話をまかせる:長部経典
・最後の年に、重い病にかかった:大般涅槃経
※「体は、私の大切な一部です。けれど、私のぜんぶではない」は、この動画での言い方です。経典でサーリプッタが語るのは、「この体を『私である』『私のものである』と見ない」という、もっとはっきりした教えです。経典は、体だけでなく、感じること、思うこと、心のはたらきについても同じように語りますが、動画では体の話にしぼりました。
※ナクラピターへのブッダの言葉には、「この体をかかえて、ひとときでも健康だと言う者がいれば、それは愚かさのほかの何であろうか」という趣旨の一節がつづきます。きびしく聞こえるので、動画では取り上げていません。冒頭の、森へつづく道を歩く場面は、説明のためにつくったものです。
※病気の修行者の話は、出家した修行者どうしのきまりを定めた場面です。家族や、いまの介護にあてはめるのは、この動画です。「寝床に横たわっているその人は、ブッダと同じだけ大切にあつかわれる人」「看るのに、理由はいらなかった」は、この動画での読み取りです。動画では「弟子をひとり」とだけお伝えしましたが、このときのおともは、アーナンダと伝えられています。
※「みっつめの病床」と呼んだのは、この動画です。経典にあるのは、夜おそくまで教えを語ったブッダが、背中の痛みを口にして横になる場面で、重い病気の話ではありません。「かくしもせず、おおげさにもせず」「しくじりでも、おとろえでもありませんでした」は、この動画での読み取りです。
※「病気は、心がけがわるかったしるしではありません。ばちでもありません」は、この動画の言葉です。経典には、行いの報いとして病を語る箇所もあります。
※三つの病床は、べつべつの経典と律蔵にのこる場面です。ならべて「ひろげない・はじない・痛いと言う」とまとめたのは、この動画です。
※病院の待合の場面と、三つのこと(箱にあつめる、「私は」を「体は」に言いかえる、小さなものを手わたす)は、説明のための工夫で、経典の言葉ではありません。
▼ クレジット
音声:VOICEVOX:夜語トバリ
BGM:Tiburtina / Schwartzy(YouTubeオーディオライブラリ)。
#ブッダの教え #病気 #闘病 #仏教 #心が軽くなる