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いるはずない 制作Y'sWorks

Y's Works

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いるはずない 制作Y'sWorks

155 просмотров · 3 недели назад
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午前0時の帰り道 街灯が1つ、弱く点滅している 後ろから足音が1つ 僕が歩くと、同じ距離でついてくる 右足、左足、右、左 止まると、向こうもすぐに止まる 振り返る勇気が、なぜか出てこない 振り返ったら最後、目が合う気がした 冷たい風が首を すっとなでたように感じたけれど 耳元で誰かが、僕の名前を呼んだ それでも、後ろを見てはいけない 幽霊なんて、いるはずがない 絶対に、絶対に、いるはずがない 暗闇なんて、怖がる必要はない 僕は少しも怖くない 幽霊なんて、いるはずがない 絶対に、絶対に、いるはずがない だから、お願いだからついてこないでくれ いないのなら、僕の影を踏まないでくれ! やっと着いた、僕の部屋 鍵を閉めれば、もう安心だ テレビをつけ、明かりもつけて ついでに廊下も、全部明るくする 台所から、がたんと音がした 冷蔵庫だろう、よくあることだ クローゼットから、かたんと音がした 中から、僕の声で「開けて」と聞こえた 鏡の端に、白い影 見えた気がして、目をそらす 疲れているんだ、今日は寝よう 鏡の中の僕が、まだこちらを見ている 幽霊なんて、いるはずがない 絶対に、絶対に、いるはずがない 心霊写真も、信じていない 写真の中の僕が、笑っていても 幽霊なんて、いるはずがない 絶対に、絶対に、いるはずがない だから、天井からのぞき込まないでくれ いないのなら、首をかしげないでくれ! 待て、待て、待て これは明らかに変だ 玄関の鍵は、確かに閉めたはずだ 窓にも、ちゃんと鍵をかけた それなのに、廊下を歩いている ぺた、ぺた、ぺた、ぺた 足音が、1つ多い 僕ではない 僕ではない 僕でないのなら―― 誰が、僕の部屋で息をしている? 幽霊なんて、いるはずがない! 絶対に、絶対に、いるはずがない! これは夢だ、夢に違いない! 朝になれば、消えているはずだ! 幽霊なんて、いるはずがない! 絶対に、絶対に、いるはずがない! だから、背中をたたかないでくれ! いないのなら、触らないでくれ! ……どうして、僕の背中から 僕の声で、返事をするんだ?