-花の浮島- 礼文島 前編 「希少な植物を守るレンジャー」|利尻礼文サロベツ国立公園
環境省 日本の国立公園
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後編
• -花の浮島- 礼文島 後編「地域と守るレブンアツモリソウ」|利尻礼文サロベツ国立公園
レンジャー(国立公園管理官・自然保護官等)とは、日本の国立公園などの優れた自然地域を守り、未来へ引き継ぐために、現地を拠点に幅広く活動する環境省の職員(国家公務員)のことです。
今回は利尻礼文サロベツ国立公園のレンジャー、中村仁(なかむらひとし)さんを紹介します。
礼文島には準絶滅危惧種のレブンアツモリソウが生息し、その保全活動を環境省と礼文町や林野庁、地域の方々が協力して行なっております。
利尻礼文サロベツ国立公園 | 国立公園一覧 | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省
https://www.env.go.jp/nature/national...
【レブンアツモリソウとは】
レブンアツモリソウは、北海道の礼文島にのみ分布するラン科の多年草で、環境省第5次レッドリストでは準絶滅危惧に指定されています。主な生育地は、礼文島沿岸地域の適湿~やや乾性の明るい草原で、5月下旬~6月下旬に白色~淡黄白(クリーム)色の大きく優美な花をつけます。かつては礼文島の広範囲に分布していたとされていますが、園芸的価値が高いことから 特に1980年代から90年代にかけて過度に採集されて生育数が減少した歴史があります。
【保護増殖の取組について】
レブンアツモリソウの保護増殖の取組は、1980年代に礼文町が群生地に柵を設置したところから始まりました。1986(昭和61)年には礼文町高山植物培養センターが設置され、本種の保護増殖のための技術研究が行われるようになりました。 1994(平成6)年には、特定国内希少野生動植物種に指定され、1996(平成8)年には保護増殖事業計画が策定されました。以後、環境省、林野庁及び礼文町が中心となって、有識者からの科学的助言を受けながら、本種の保護増殖に係る各種取組(盗掘防止対策、生育環境改善、研究者チームによる科学的知見の蓄積)を進めています。
レブンアツモリソウの保護増殖に関する詳細な内容は、以下をご確認ください。
レブンアツモリソウ第二期ロードマップの策定について
https://hokkaido.env.go.jp/press_0015...
【利尻礼文サロベツ国立公園】
利尻礼文サロベツ国立公園は、山岳、お花畑、海食崖、湿原、海岸砂丘など、変化に富んだ景観を誇る日本最北の国立公園です。
利尻山は、利尻富士とも呼ばれる美しい形の山で、公園のシンボル的な存在です。礼文島では、レブンアツモリソウなどの貴重な植物を含む高山植物のお花畑を低地で見ることができます。抜海、稚咲内海岸では、帯状に発達した数列の砂丘の間に湖沼が点在し、ミズナラ、トドマツの砂丘林とともに珍しい景観を呈しています。サロベツ原野は、泥炭地の上に日本最大級の高層湿原が広がっており、またガンやカモなどの野鳥の渡りの重要な中継地にもなっています。
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