【大般若法要】曹洞宗 蓬壺山 慶覺寺|新潟県長岡市蓬平町(令和七年九月五日)
Shunryu Garvey
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令和七年九月五日、新潟県長岡市蓬平町の曹洞宗 蓬壺山 慶覺寺にて厳修いたしました、大般若法要の記録です。
大般若法要は、多くの曹洞宗寺院にとって一年でもっとも大きな法要です。『大般若波羅蜜多経』全六百巻を転読し、天下泰平、五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願いたします。
■ 転読ということ
転読とは、六百巻すべてを読み上げるかわりに、経巻を扇のようにくり広げながら経題を唱える読み方をいいます。堂内には経巻のひるがえる音が響き、そのとき起こる風にあたると一年の災厄が祓われると、古くから伝えられてまいりました。
■ 堂内がひとつの曼荼羅となる
この法要は、見るだけのものではありません。掛けられた御軸、僧侶の座す位置、唱えられる次第——そのすべてがひとつの構造をなし、堂内そのものが曼荼羅となります。
そして、目で見るのと同じだけ、耳で聞くものでもあります。経巻のひるがえる音、諸師の声、鳴らしもの。できましたら、音を大きめにしてお聴きいただければと存じます。
■ 本年の一座
本年は導師をつとめさせていただきました。導師にはその役にのみ課される次第がございます。昨年はまだ不慣れで至らぬところが多く、本年は事前に稽古を重ねて臨みました。
私は毎年、この地域の各寺院の大般若法要に随喜させていただいております。そのなかでも、慶覺寺での一座は格別のものがございます。
■ この法要にふれる
こうした古い法要は、今日ではなかなか分かりにくいものになってしまいました。説明を尽くしても、届かないところが残ります。入口は昔のままで、ただその場に坐り、音のなかに身を置くよりほかにありません。
どなたでもご参列いただけます。仏教のこと、作法のことをご存じなくてかまいません。
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曹洞宗 蓬壺山 慶覺寺
〒940-1122 新潟県長岡市蓬平町1277-1
住職 Garvey 春龍(第十七世)
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