「工作でやったよね」お二人でお顔見合わせ…天皇皇后両陛下、高知の図書館や美術館をご訪問
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26日。天皇皇后両陛下は午前10時ごろ、高知市の「オーテピア高知図書館」を訪問されました。
目の不自由な人のために本を音声化する「音訳ボランティア」の女性たちと交流し、ボランティアが読み上げた録音音声を実際にお聞きになりました。陛下は「録音する前はどんな準備をしていますか」といった質問を、皇后さまは「制作に気を付けている点、苦労した点はどんなことですか」といった質問をし、日々の活動内容に興味を示されていました。
また、県立盲学校の生徒たちとも交流し、点字本に、両陛下が触れられる場面もありました。11月、「蜘蛛の糸」の朗読劇を披露する生徒たちに両陛下は「触ってみてどうですか?」などと声をかけ、終始、和やかな雰囲気で言葉を交わされていました。
▼県立盲学校の生徒
「点字の図を触ってくれて、点でできていると言ってくれて、最後は『劇がんばってね』って言ってくれました」
Q.クモはお好きですか、と聞かれて何と答えましたか?
「クモは嫌ですと答えました」
午後はまず、いの町の「紙の博物館」へ。土佐和紙について、「品質の良さに加え種類の多さも特長で、世界中で多用されている」と紹介されると、両陛下は深くうなずきながら聞かれていました。
そして、土佐和紙と版画文化の企画展、高知国際版画・トリエンナーレ展へ。佳作賞を受賞した安芸真奈(あき・まな)さんから、「切ない母の気持ち、人の感情」が作品のテーマであり、それを表現するために墨を重ねたことなどの説明を受けられました。
▼作品を説明した安芸真奈さん
「版画の説明をしていると、『彫刻刀で彫ったんですね』って陛下がおっしゃって、お二人で『工作でやったよね』ってお顔を見合わせておいでたところがとても印象的でした」
午後4時ごろ、今度は高知市の県立美術館へ。
開催中の「スピリットアートでまちを豊かに展」の会場で、自閉症のアーティスト、内園明日美(うちぞの・あすみ)さんの作品をご覧になりました。内園さんが「小さいころからこだわりがある数字と動物をテーマに作品を描いた」と紹介すると、陛下は「すばらしいですね、細かい」などと話され、皇后さまは描き方を熱心に質問されていました。