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防衛大臣記者会見|令和8年10月2日(金)10:55-11:14

防衛省・自衛隊公式動画チャンネル【modchannel】

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防衛大臣記者会見|令和8年10月2日(金)10:55-11:14

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【10月2日 小泉防衛大臣会見】 1 発表事項 ○ 今日は4点あります。まず、1点目ですけれども、昨日10月1日、サイバー対処能力強化法等の施行により、自衛隊にアクセス無害化措置任務が新たに付与されました。本任務に基づき、自衛隊の指揮統制・情報システムはもちろんのこと、国や民間の基幹インフラなどに対する、重大なサイバー攻撃を未然に防止すべく、攻撃元サーバー等に対して能動的にアクセスし、脅威を取り除くことが可能になりました。本任務は、有事以前から国民生活・経済活動を守ることはもちろんのこと、有事における自衛隊の任務を確実に遂行する上で極めて重要です。このため、本任務の中核を担う自衛隊サイバー防衛隊を私が改めて視察し、本任務のために新たに設置された作戦室において、部隊を激励するとともに、作戦を指揮する統合作戦司令官に対し、本任務の遂行に万全の態勢を期すよう下令しました。防衛省・自衛隊は、これまで、自衛隊サイバー防衛隊の新編をはじめとして、サイバー防衛能力の強化に着実に取り組んできました。具体的には、現防衛力整備計画に基づき、令和8年度末時点において、自衛隊サイバー防衛隊の定員を約1,200人確保するほか、サイバー防衛に係る人材育成の要となる拠点が集積している、私の地元、横須賀において、陸上自衛隊高等工科学校やシステム通信・サイバー学校など、それぞれ、専門教育の強化や教育内容の充実・向上を進めているところです。こうして自衛隊が培った能力を最大限発揮し、いかなる事態にあっても国民の生命・財産と我が国の領土・領海・領空、そして、我が国のサイバー空間を断固として守り抜くため、警察機関や内閣官房・国家サイバー統括室とも緊密に連携しながら、本任務の遂行に全力を尽くしてまいります。 ○ そして2点目は、日比ACSAの初適用になる共同訓練の実施です。10月4日から9日までの間、フィリピンにおいて日比人道支援・災害救援共同訓練「ドウシン・バヤニハン」を実施します。本訓練は、令和3年に初めて実施した、人道支援・災害救援に係る航空自衛隊の能力向上や、フィリピン空軍との連携強化を図るもので、航空自衛隊からはK/C-130H輸送機が参加し、フィリピン軍のC-130H輸送機とともに、物資などの投下訓練や離着陸訓練、航空医療搬送訓練等を実施する予定です。また、6回目となる今回の訓練では、今年8月に発効した日比物品役務相互提供協定、いわゆる、日比ACSAを初めて適用し、フィリピン空軍より航空機燃料等の提供を受ける予定です。日比ACSAの適用により、自衛隊とフィリピン軍との間で燃料をはじめとする物品・役務を円滑かつ迅速に相互提供することが可能となり、両国の部隊間の連携をより緊密なものとすることができます。フィリピンは、我が国のシーレーンの要衝に位置する戦略的に重要な国であり、同じ海洋国家として、防衛面での協力強化が不可欠なパートナーです。今回、日比ACSAを初めて適用することは、両国の防衛協力が新たな段階に入ったことを象徴する重要な一歩です。防衛省・自衛隊としては、今後も日比ACSAを着実に活用し、共同訓練をはじめとする実践的な協力を積み重ねることにより、日比防衛協力を一層深化させ、インド太平洋地域の平和と安定に積極的に貢献してまいります。 ○ そして3点目ですが、先週、申し上げた防衛省版SBIR制度について、本日、防衛省・自衛隊のニーズに基づく7件の研究開発課題の公募を開始します。今回公募する課題としては、先日、御紹介した陸上発射型と水上艦発射型の国産小型UAV、補給倉庫業務最適化、航空機騒音低減装置の4件に加え、新たに、陸上自衛隊から自爆型UAVへ自律的に対処可能な国産部品を最大限使用した迎撃用UAVシステム、危険な環境でも長時間稼働できる、小型の情報収集システム、海上自衛隊からは複数のUAVによる、洋上警戒監視を効率化するAI、この3件を追加し、合計7件の研究開発課題を公募します。これらの課題に対し、スタートアップ企業の皆様からの積極的かつ意欲的な御提案・御応募をお待ちしております。なお、来週6日に事前説明会の開催をするということを装備庁のXやホームページでお知らせをしていたところ、既に260社を超えるスタートアップ企業から参加の申し込みをいただいており、本制度に対するスタートアップ企業の皆様から非常に高い関心をお寄せいただいているものと受け止めております。防衛省といたしましては、引き続き、防衛イノベーションエコシステムの構築に向け、様々な施策に取り組んでまいります。 ○ そして、今日は最後、4件目になりますが、沖縄県における防衛省・自衛隊の活動として、急患輸送と不発弾処理について御紹介します。防衛省・自衛隊では、離島地域において、民間ヘリコプターなどでは対応できない場合に、都道府県知事からの要請を受け、急患輸送を行っています。特に離島地域が多い沖縄県では、陸上自衛隊第15旅団が沖縄県知事等からの要請を受け、自衛隊のヘリコプターなどで急患輸送を行っており、昭和47年に統計を取り始めてから、本年9月末までに10,925件、11,302名の急患を輸送し、多くの沖縄県民の命を救ってまいりました。急な病気や怪我は一刻を争います。離島で暮らす皆様にとって、急患輸送は、いざというときに命を守るための大切な支えであり、安心して暮らしていただくための重要な役割を自衛隊が担っているものと認識しております。また、防衛省・自衛隊では、全国各地で発見される不発弾の処理にもあたっています。特に沖縄県においては、第二次世界大戦の不発弾が今なお多数残存しており、陸上自衛隊那覇駐屯地に所在する第101不発弾処理隊は、主に沖縄県内で発見された不発弾を処理することを任務とする専門部隊であり、昭和47年に統計を取り始めてから、本年9月末までに40,916件、1,906tの不発弾処理を実施し、沖縄県民の皆さんの生活を守ってまいりました。防衛省・自衛隊は引き続き、沖縄県民を含む国民の皆様の命と暮らしを守り、また、安全と安心を確保するため、これらの活動に全力で取り組んでまいります。冒頭4件、今日は以上です。 場所:参議院別館3階防衛省政府控室 備考:小泉防衛大臣閣議後会見