消耗品
面影
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消耗品
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面影
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1人で歩く町
1人で食べるご飯
1人で眠るベッド
少し広すぎる夜
君がいなくなってから
香りも 味も
薄くなっていった
慣れたはずなのに
慣れるほど
寂しくなった
一緒に吸ったタバコも
今じゃただの消耗品
火をつけて
煙を吐いて
君のいた時間だけ
思い出してる
知らない誰かで
欲を満たすより
君とくだらないことで
ずっと笑っていたかった
愛してるなんて
もう言えないけど
あの日々が
僕にはまだ
捨てられないんだ
帰り道のコンビニ
いつもの缶コーヒー
君が好きだった味を
今もなんとなく選ぶ
冷めた部屋に
鍵を置いて
「ただいま」なんて
言ってみても
返事のない静けさが
やけに響いた
君の匂いが残ってた
古いシャツを抱きしめて
馬鹿みたいだなって
笑ったら
涙が出た
知らない誰かと
夜を過ごすより
君とくだらないことで
朝まで笑っていたかった
綺麗な言葉も
約束もいらない
ただ隣で
煙草を吸う
それだけでよかった
君がいないだけで
こんなにも
世界は
味気なくなるんだな
1人で歩く町
1人で食べるご飯
1人で眠るベッド
もう慣れたよ
……嘘だけど
知らない誰かで
寂しさを埋めるより
君とくだらないことで
ずっと笑っていたかった
君がいなくなって
香りも味も消えて
それでもまだ
僕の中には
君が残ってる
火の消えたタバコを
灰皿に置いて
今日も1人で
眠るんだ
君のいない
この町で