【なぜ装甲では魚雷を防げないのか】- バルジとダメージコントロールの科学
ちゃんねる疾風【第二次大戦兵器解説】
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【なぜ装甲では魚雷を防げないのか】- バルジとダメージコントロールの科学
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ちゃんねる疾風【第二次大戦兵器解説】
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魚雷防御システム(TDS)の三原則「空層で逃がし、
液層で受け、弾性隔壁で粘る」を解説。
最重要は保持隔壁までの「深さ」です。
応急処置から生まれたバルジの誕生、腐った充填材のラミリーズ、
1本で着底したプリエーゼ式の惨敗、
実戦で効果を示したテネシー級多層防御、
そして「硬すぎて」逆に弱点になった大和・アイオワの装甲隔壁まで、
各国の試行錯誤をデータで追います。
【参考文献】
【一次資料に近い専門サイト】
・NavWeaps "Torpedo Defense Systems of World War II"
(Joseph Czarnecki 著/Tony DiGiulian 管理)
https://www.navweaps.com/index_tech/t...
※TDS三原則、各国設計の比較分析、被雷艦リストの主要典拠
・Combinedfleet.com "Underwater Protection"
(各国TDSの幅・層構成・評価レーティング)
http://www.combinedfleet.com/b_underw...
・Pacific War Online Encyclopedia "Damage Control"
(米艦の喪失原因分類、反注水の解説)
【書籍・専門書】
・Norman Friedman "U.S. Battleships: An Illustrated Design History"
(米戦艦TDS設計、カッソン試験、テネシー級多層防御)
・Norman Friedman "Battleship Design and Development 1905-1945"
・William H. Garzke & Robert O. Dulin
"Battleships" シリーズ(米・英・枢軸各巻)
(大和・アイオワ・ビスマルク等のTDS構造と被害分析)
・R.A. Burt "British Battleships" シリーズ
(バルジの発達史、ラミリーズの充填材)
【艦艇個別資料】
・Naval History and Heritage Command (history.navy.mil)
USS West Virginia (BB-48) 艦歴・真珠湾サルベージ報告書
・The National WWII Museum
"A Survivor at the Surrender, USS West Virginia"
(反注水と喫水データ)
【兵装データ】
・各種魚雷諸元(九一式航空魚雷/九三式酸素魚雷/九五式/
米Mk15)の弾頭重量・爆薬種別
【数値・データの信頼性に関する注記】
・TDSの「深さ/幅」は研究者・測定基準により差がある。
本台本では
Combinedfleet等の比較値を採用したが、特に大和の有効深さは
資料により4.1〜5.1m級と幅があるため「5メートル級」と表現した。
・各艦の「設計耐爆値」(米317kg、独250kg、大和400kg等)は
しばしば引用される設計目標値であり、実測の限界値ではない。
当時の契約試験は「所定の薬量に耐える」ことの確認が目的で、
限界まで試験されないことが多く、史料に残る値は「下限値」の
性格を持つ点に注意。
・九三式酸素魚雷の弾頭は490kg(九七式爆薬、TNT比約1.07倍)。
後期の三型は780kg。九一式航空魚雷は型により約150〜235kg級。
・真珠湾でのウェストバージニアの被雷数は資料により7〜9本と差がある。
・武蔵(約20本)・大和(約13本)の被雷数は、米軍の戦果報告と
日本側の生存者証言で食い違いがあり、いずれも「諸説の代表値」。
・「砲弾は空気を、魚雷は水を入れる」は当時から知られた格言的表現。
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