【認知心理学|社会心理学】なぜ思い出はいつも綺麗なのか|元恋人の美化と感情退色バイアス
思考の泥沼 | 行動心理学解剖室
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【認知心理学|社会心理学】なぜ思い出はいつも綺麗なのか|元恋人の美化と感情退色バイアス
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別れた直後は、あんなに嫌だったはずなのに。時間が経つと、過去がなぜか少しだけ綺麗に見えてくる。
なぜ思い出は、いつも少し綺麗になっていくのか。そのいちばん身近な例として、別れた恋人が「いい人」だったように思えてくる「元恋人の美化」を、認知心理学と社会心理学の研究からたどります。
鍵になるのは、嫌な出来事にくっついた「嫌な感情」の方が、楽しい出来事の感情より先に薄れていく「感情退色バイアス」。
そして、記憶は録画の再生ではなく、思い出すたびに今の気持ちで組み立て直されていく、という記憶の性質です。
この動画で扱うこと
・日記を使った研究でわかった「感情退色バイアス」── 嫌な感情の方が先に色あせる
・十の文化圏で、同じ向きの偏りが確認された研究
・今の評価に引き寄せられて変わる「過去の評価」の記憶(恋人たちを対象にした研究)
・旅行の前・最中・後で評価が変わる「バラ色の回顧(rosy retrospection)」
・寂しいときに湧く懐かしさ(ノスタルジア)と、それがもたらすつながりの感覚
・失恋のあと、「自分が何者か」という感覚(自己概念)がぼやけてしまう、という研究
後半では、研究の外に一歩出て、ひとつの考察に進みます。
私たちが美化しているのは、本当に「元恋人」なのか。それとも、その人と一緒にいた頃の「自分」なのか。
これは研究の結論ではなく、研究を足場にした私の考えとしてお話しします。
あなたが今も少しだけ美しく覚えている過去は、何でしょうか。
作業中や移動中にも聴ける、静かな知的ラジオとしてどうぞ。
ここは「思考の泥沼 | 行動心理学解剖室」。
答えの出ない問いに、足を取られてみるためのチャンネルです。
次も一緒に沈んでくれる方は、チャンネル登録を。
#感情退色バイアス #認知心理学 #元恋人