【ロシア軍歌】ロシアの兵士(Российский солдат)【和訳動画】
Иван Махмудович Владимиров
0:00 / 0:00
【ロシア軍歌】ロシアの兵士(Российский солдат)【和訳動画】
25 513 просмотров · 7 л. назад
Иван Махмудович Владимиров
18,1 тыс. подписчиков
25 513 просмотров · 7 л. назад
お久しぶりだゾ~
今回は個人的に好きな Российский солдат『ロシアの兵士』。
実は和訳動画を作り始めて最初期の頃に一度作ってるんだけど、編集技術力不足によりロシア語の歌詞字幕がなかったので今回リメイクしたゾ。1から翻訳もやり直して生まれ変わりました。
曲について
ソ連崩壊後に作られたロシアの軍歌。が、投稿者はそこまでの軍歌マニアではないので曲の背景とか作曲者とかは一つも知らない。こまけぇことはいいんだよ。
どうでもいいけど個人的に最も好きなロシア軍歌のひとつだってそれ一番言われてるから。
訳について・解説(ロシア語の話なのでロシア語学習者以外は読む必要ありません)
【1番】
・из века в век【表現】幾世紀にも亘って、常に。Век は世紀(century)のこと。
・Русь【女性名詞】ルーシ。元はロシア・ウクライナ・ベラルーシを含む東スラヴ国家の古称。現代においてはロシアに対する雅称として用いられる。日本でいう「大和」。
・уметь と суметь:「(能力・技術的に)~できる」の意味。Уметьが不完了体、суметьが完了体動詞。1番では умели(複数過去形) が使われており、отстоять свободу(自由を守り抜く) ことが「できていた」の意味。不完了体は動作の進行・継続・状態を表すので、長いロシアの歴史において常に民族や国家の自由を(現時点まで)守り抜くことが「できていた」ことを表す。一方2番では сумеют(複数現在形) となっており、自由を守り抜くことが「できていた」これまでを踏まえた上で、自由を守り抜くことが「(これからも)できる」と未来について言及している。なお、いずれも複数形なのは動作主(文の主語)が сыны(息子たち/複数形) だからである。
【繰り返し部分】
・特別な地位も褒章もなく:原文では без чинов и наград。Чин とは帝政期から使われる言葉でいわゆる「官位」のことだが、軍隊の階級を意味する言葉でもある。なら「階級」と訳せばいいんじゃなかったかという話になるのだが、訳していた時に「階級」という言葉をど忘れしていたので時すでに遅し。Время летит как стрела(光陰矢の如し)やね。Наградаは字義的には「褒美」のことなのだが、おそらく「(功績に伴う)勲章」のことであろうと思われる。頑張ったのに特別な地位も褒章もないのか、というとブラックさを感じるが、ここでいう「ない」というのは「関係ない」ということ。前述の чин も「功績に伴う昇任」を意味しているものかと思われるが、出世や勲章のためではなくただロシアのために仕えるという意味合い。
・ロシアが栄光の軍を誇ることには理があり:「言いたいことは分かるけどいい感じの日本語が思いつかなかった」シリーズ。日本語よわよわなので勘弁してほしい。「理がある」というのは по праву のことで、「根拠があって、理由があって、権利があって」の意味。つまり、「ロシアが栄光の軍を誇るのにはそれなりの理由(祖国を守り抜き兵士が忠実に仕えていること)があるんだよ」という意味。これをカッコよく和訳したかってんけどワイにはでけへんかったわ。
【2番】
・かつてのように我等は祖国に聖なる奉仕を、軍役を以て再び捧げよう:Как прежде мы священный долг Отчизне служеньем ратным снова отдаем を分割して訳すとこうなる。Как прежде で「かつてのように」、священный долгが「聖なる奉仕(義務)」、Отчизнеは「祖国(与格なので「祖国に」)、служеньем ратнымで「軍役を以て(造格)」。造格というのは道具や材料、手段などを表すもの。Отдаемは「与える、献上する、尽くす、捧げる、費やす、返済する、義務や債務を果たす(1人称複数)」の意味。「与える」からには直接目的語(~を)と間接目的語(~に)が必要となるが、直接目的語は священный долг(聖なる義務を)である。ロシア語には直接目的語を表す対格(~を)という格があるが、男性名詞では主格と同じ形をとるので見分けが難しい(долгは男性名詞である)。間接目的語にあたるのが Отчизне(祖国に) である。与格とはその名の通り、主に間接目的語に使われるもので「~に」と訳される。つまり、「祖国へ(отчизне)の聖なる義務を(священный долг)再び果たす(отдаем)」のであるが、その手段・方法としてслуженьем ратным(軍役を以て、兵役によって)と補われているのである。