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平曲「鱸」

川瀬健一

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平曲「鱸」

92 просмотра · 3 года назад
川瀬健一
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「平家物語」を節をつけて琵琶で音を取りながら語る芸能平曲。 「鱸」は巻1の3。川崎・長尾平曲会の2023年5月21日、第31回平曲会のライブ映像。21分。 「鱸」は平清盛の立身の課程を眺め、なぜ平氏がこうも大きな力を持ったのかの由来を語る句。 <聞きどころ> 「鱸」は、 平曲に使用するありとあらゆる曲節を駆使した美しい句。「平家正節」では巻1上の冒頭の句なので、平曲を習う人が最初に稽古する句である。この句も三つの場面に分かれる。冒頭は忠盛の文化人として側面を描いて彼の死に至るまで。中段は、その跡を継いだ清盛の出世談。最後は平家繁盛の理由を紐解く。冒頭の段は、「口説」⇒「上歌」・「下歌」⇒「指声」⇒「口説」⇒「上歌」・「下歌」⇒「初重」と上皇および女房との歌の贈答を中心として忠盛の武人以外の側面を美しく語り、最後の彼の死と嫡男清盛が保元の乱を経て大宰大弐に出世するまでを「素声」でさらっと語る。中段は清盛のその後の出世談だが、「口説」で入って、平治の乱以後彼の官位が急速に上昇する様を「拾」で軽快に歌い上げ、最後に太政大臣との職の意味を「三重」で語り上げる。三段目の平家出世の由来談は、内容的にはとても意味深長な部分なのだが。「素声」⇒「口説」⇒「初重」で淡々と語り終える。 詳しい解説は https://plummink10.sakura.ne.jp/heike... を参照のこと。