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9日も各地で大雨 富士山の登山口で土砂崩れ “首都圏の台所”農作物への被害深刻化【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年9月10日)

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9日も各地で大雨 富士山の登山口で土砂崩れ “首都圏の台所”農作物への被害深刻化【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年9月10日)

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 9日も広い範囲で大雨となりました。関東でも局地的に非常に激しい雨が降りました。そして、10日に閉山する富士山の登山口で土砂崩れが起き、登山をしていた2人が亡くなっています。 ■男性2人死亡 悪天候が影響か  9日、大荒れの天候となった富士山。標高約2800メートルに位置する富士宮口の新7合目では立っていられないほどの強い風が吹きつけ、視界を奪うほどの濃い霧に覆われました。  警察によると、9日、富士山の山頂付近で50代の男性1人、静岡県側の新7合目付近でタイ国籍の60代男性1人が倒れているのを登山客が発見しました。2人は意識のない状態でしたが、その後、死亡が確認されました。  まもなく夏山シーズンを終える富士山。“富士登山の玄関口”も、激しい雨に見舞われました。  9日、富士山の5合目まで通じる「富士山スカイライン」が一時通行止めになりました。道路脇の階段には、水が激しく流れ落ちていきます。  静岡県によると、午前0時ごろ、富士山で土砂崩れが発生。場所は富士宮ルート上にある、富士宮口5合目の駐車場です。  土砂崩れが発生する前の画像を見ると、左側の斜面にはネットが張られ、駐車場との境には柵が設けられています。  しかし、流れ落ちてきた土を止めることはできず、駐車していた3台の車が土砂に巻き込まれました。いずれの車にも人は乗っておらず、けが人はありませんでした。 ■東海地方に再び大雨猛威  台風24号から変わった熱帯低気圧は秋雨前線と一体となり、日本列島は9日も大雨となりました。  午後に雨が強まった名古屋。8日、観測史上最大の雨が降り、市内を流れる川では氾濫が発生。  崩れ落ち、土があらわになった川岸。元々川沿いには手すりが設けられていました。しかし、大雨により川ののり面と手すりが崩落。現場では重機を使って手すりをつり上げるなど、復旧作業が進められました。  名古屋市によると、約200台の車が被害に遭ったといいます。また、41人がけがをしたほか、40軒の住宅が被害を受けたということです。  8日に線状降水帯が発生した岐阜県には、9日も雨が断続的に降り続きました。  午後3時40分、飛騨川ではレベル4氾濫危険警報が発表。さらに、高山市では、一時レベル4土砂災害危険警報が発表されました。 ■京都で国道冠水 浸水被害も  京都府舞鶴市では、車が通るたびに水が歩道に波のように打ち寄せます。大雨と満潮の時刻が重なり、国道が冠水しました。  押し寄せる水の浸入を防ごうと、土のうを扉の前に積む人の姿も。青果店では、水が店内に入り込みました。 浸水した青果店 「雨がずっときのう夜から降ってますんでね、どうしても潮と一緒になってあがってきますね」  近隣の酒店でも浸水被害が発生。店内はくるぶし辺りまで水につかりました。 ■香川 多くの川で増水  ものすごい勢いで流れる川。香川県は朝から雨が降り、多くの川で増水。  午前8時ごろ、土手から続く道が見えていた金倉川ですが、約2時間でみるみる水位が上がり、道がほとんど見えない状態に。  香川県では一時、5つの市と町に「レベル4大雨危険警報」、8つの市と町に「レベル4土砂災害危険警報」が発表されました。 ■東京都心では突然の強い雨  雨雲はその後、東へ移動。関東でも強い雨となりました。  先月から何度も大雨が降り、被害も出ている千葉県は、9日も激しい雨に見舞われました。  そして、夜には雨の中心は東京へ。  普段ならまだ多くの人でにぎわう時間帯の繁華街を、突然の強い雨が襲いました。 「(Q.きょう、こんなに雨が降ると思った?)思ってないです。傘持ってないです」 「私好きでよく東南アジアとか旅行していたんですけど、スコールがすごくたくさんあるじゃないですか、あれって日本にない気候だと思っていたんですけど、あのスコールよりも激しい雨を最近日本で感じるようになったなと。気候がずいぶん変わってきたなと感じている」 ■首都圏の台所 被害深刻化  先月からたびたび大雨に見舞われている千葉県。“首都圏の台所”では農作物の被害が深刻化しています。 ネギ農家 内山雅弘さん 「今回被害があったネギ畑がこちらなんですけど、月曜日の雨で水が浸っちゃって、風で倒されちゃって、今こういう状況になってしまっています」  7日の大雨で冠水した、大網白里市のネギ畑。水が引いた9日、畑には青い葉が生え、順調に育っているように見えますが…。 「植物って根っこから呼吸をしているので、(水につかると)呼吸ができない状態になっちゃうんですよね。そうすると植物が弱ってきちゃって、そこから病気だったりとかが入ってきちゃう」  内山さんのネギ畑は冠水だけでなく、強風が吹いた影響でネギが倒されてしまう被害も。 「見てもらえると、こうやって折れやシワが入っちゃうんですよね。そうするとやっぱりA品では出荷できない、B品としてじゃないと出荷できないという状況になってしまいます」  内山さんの畑で育てているネギ5000キロのうち、約半分が折れ曲がってしまったといいます。 「ネギは単価が高くて、ここに収入を頼っている部分があるので、何とか出荷しようとは思うんですけど、どれくらい無事にいてくれるかというのを願うしかないですね」 ■ニンジンにも大きな被害  千葉県が全国1位を誇るニンジンにも大きな被害が。 ニンジン農家 米田将之さん 「ニンジンの種をまいて、ちょうど芽が出たところだったんですけど、またこの間の雨で池になってしまった」  八街市にあるニンジン畑は、先月13日に発生した千葉豪雨で冠水し、生えたばかりの芽がほとんど流されていました。  その後、新たに40万粒の種をまき直し、ようやく芽が生え始めましたが、再びの雨で冠水。28トンほどの収穫を見込んでいましたが、今回の被害で4割ほどしか収穫できない可能性があるといいます。 ■コメ農家「この先続けていけるのか」  佐倉市でコメ作りをしている根本拓哉さんも、収穫時期に大雨が直撃し、頭を抱えています。 根本さん 「この辺の稲を取ってみると、普通の玄米だと割るとパキッと割れるんですけど、そうじゃなくて、チョークの白い粉になったような状態。多分これが(泥水に)つかってしまった影響なのかなと思うんですけど」  冠水し泥水をかぶった稲を機械で収穫することは難しく、また収穫できたとしても売り物になるコメかどうか分からない状況だといいます。 「正直どこまで悪くなるのかちょっと分からないんですけど、天気次第というところがあるので」  「農業は天気次第」と話す根本さん。“異常”とも言える近年の日本の気候について、懸念を示します。 「急に雨が降ったりすると一気に降ったりして水浸しになったりとか、あとは去年もずっとほとんど雨降らなくて、極端になっているのがすごく気になっていて、今年を乗り切れたとしても、この先続けていけるのかというのがすごく心配なところ」 (2026年9月10日放送分より) [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp