小さいカゴで足りてしまった|一人分の買い物に慣れる同棲解消後の失恋ソング
君音 - Kimioto -
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小さいカゴで足りてしまった|一人分の買い物に慣れる同棲解消後の失恋ソング
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君音 - Kimioto -
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君がいない生活が、僕に合ってしまった。
スーパーで大きいかごへ伸ばした手を戻す。
消した覚えのない君の好物が、買い物メモから消えている。
一人分を迷わず選べる暮らしに、心だけが遅れて痛む。
こんなときに聴いてほしい歌です。
・一人分の買い物に慣れた日に
・同棲解消後のスーパーで
・生活だけ先に立ち直ったと感じる夜に
──────────
「寂しいのは空いた場所じゃない
空けなくても済むようになったこと
君を失った僕より先に
生活だけが慣れていた」
──────────
▼ 歌詞
小さいカゴで足りてしまった
君がいないと気づくより先に
いつものスーパーで
大きいほうへ手を伸ばして
持ち上げる前に戻した
そんなにはいらないと思った
買い物メモの端に
君の好きだったものはない
消した覚えもないのに
暮らしのほうが消していた
軽くなれば楽になると
どこかで思っていた
片手で持てる重さほど
胸だけ重くなった
小さいカゴで足りてしまった
足りないのは君のはずなのに
牛乳も パンも 野菜も
ひとりならこれでじゅうぶんで
寂しいのは空いた場所じゃない
空けなくても済むようになったこと
君を失った僕より先に
生活だけが慣れていた
レジまでの短い列で
前のカゴを見てしまう
おなじものを選ぶふたりが
別々の袋を持っていた
ポイントは僕につく
君のぶんまで払わなくていい
得をしたみたいな数字が
画面の隅で光っていた
小さいカゴで足りてしまった
戻すものさえ見つからなかった
嫌いだったきのこを入れて
君のいない味を選んだ
自由になったはずなのに
選べるほど君が減っていく
忘れたから軽いんじゃない
軽さに僕が合ってきた
足りないままでいたかった
足りないなら待てるから
なにも困らない夜が
いちばん困るなんて知らなかった
小さいカゴで足りてしまった
君がいないぶんを数えずに
ひとりぶんを選ぶ指が
迷わず棚へ伸びていく
カゴが小さくなったんじゃない
僕の暮らしが縮んだんじゃない
君のいない生活のほうが
僕に合う大きさになった
片手で持てる
それが まだ痛い
──────────
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君音 - Kimioto -
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