海界の村を歩く 瀬戸内海 鹿島 倉橋島(広島県)/花崗岩の採石と石積みの島里
集落町並みWalker /Walk around Japan
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海界の村を歩く 瀬戸内海 鹿島 倉橋島(広島県)/花崗岩の採石と石積みの島里
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※訂正:室尾地区の衛星画像が、室尾地区ではなく東隣の海越地区になっております。
Walk around the island village Seto Inland Sea Kashima Kurahashijima (Hiroshima Prefecture) / Granite quarrying and masonry island village
鹿島
倉橋島の南端、江戸時代風待ち・潮待ちの港として栄えた鹿老渡の沖合に浮かび、山口・愛媛両県に面し、人の住む島としては広島県最南端にあたる。住民の定住は幕末の文久年間(1861~64)頃のことで、それまでは倉橋島室尾・本浦・尾立地区の採草地や出作りの場だった。『芸藩通志』(1825)には、昔は慶賀島。神島と称し、倉橋島の農夫が舟行佃作す、とある。明治に入り、イワシ網漁とタコツボ漁の隆盛で一気に人口が増加した。昭和50年に鹿島大橋が架かり、倉橋島を経て本土呉市と通じている。丘陵が起伏し、平地が少ないが、美しい自然に恵まれている。
倉橋島
広島県で一番面積の大きい島。広島・山口・愛媛3県の接点に位置し、広島県最南端にあたる。島の南部が合併前の倉橋町、北部が音戸町で音戸大橋を経て本土呉市と通じている。瀬戸内海式の温暖な気候に恵まれており、地形は山がちで丘陵が起伏し、海岸線は湾入が多く、平坦な海岸沿いに集落が多く点在していて、古い時代は集落を繫ぐ道はなく船で行き来していたそうだ。音戸町の田原から渡子あたりから望む、西隣の能美島に沈んでいう夕陽が美しい。また、倉橋町の大向地区や海越地区からも瀬戸内海の島々の向こう側に落ちる美しい景色を拝むことができる。
島南部の倉橋地区は、古来、長門島と称され、内海の要衝として聞こえていたようで、「万葉集」第15に遣新羅使「安芸の国長門の島にして船を磯辺に泊て作れる歌五首」が詠まれている。その一首に、「わが命を長門の島の小松原幾代を経て神さびわたる」とある。また、この島は古来船大工が多く、遣唐使船もこの島で造ったのではないかと伝えられ、また厳島神社の管絃祭船もこの島から奉納されている。江戸時代には瀬戸内海有数の造船地として栄え、南端の鹿老渡(かろうと)が沖乗り航路の風待ち港として賑わいを見せた。明治時代からは、石材業が盛んになり、国会議事堂の建設にあたってこの島の桜みがげ石が選ばれるなど、石の島として全国的に知られている。
(「シマダス」参照)
Database 宮ノ口
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/...
Database 鹿老渡
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/...
Database 室尾
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/...
集落町並みWalker
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/...