【大手ハウスメーカー】本当に高気密高断熱か…?平屋の注文住宅を丸裸にしてみたin岐阜
家のサプリ【住まいの健康情報】
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【大手ハウスメーカー】本当に高気密高断熱か…?平屋の注文住宅を丸裸にしてみたin岐阜
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5歳の子が寒さで泣く家。高気密・高断熱の「嘘」を暴く
「冬暖かく夏涼しい」という言葉を信じて建てたマイホーム。しかし、現実は「床がキンキンに冷え、子供が浴室で泣き出す」という過酷な環境でした。今回の丸裸企画では、岐阜県の平屋住宅を訪問。熱交換換気や基礎断熱を採用しながら、なぜこれほどまでに寒いのか。プロの機材を用いた調査で、驚きの事実が判明しました。
1.現場調査で見えた「温度の境界線」
サーモグラフィカメラ(熱画像カメラ)による調査では、リビングと北側エリア(玄関・浴室)の圧倒的な温度差が可視化されました。
樹脂サッシの性能: 窓自体の表面温度は20℃前後と安定。
魔の北側ゾーン: 玄関や脱衣所付近では、明らかに温度帯が下がる「断熱・気密の弱点」が露呈。
パッキンの甘さ: ドア付近からの冷気の侵入を特定。
2.驚愕の気密測定結果と「数値の罠」
気密測定を実施したところ、数値自体は非常に良好な結果を記録しました。しかし、ここが「スペック至上主義」の落とし穴です。
隙間の集中: 家全体の隙間は少ないものの、残った隙間が「基礎周り」に集中。
局所的な不快感: 玄関や水回りのわずかな隙間から冷気が一気に吹き込み、体感温度を激しく下げていました。
施工の死角: ウレタン吹き付け業者が手を触れない「基礎との接合部」が盲点に。
3.なぜ「性能が良いはずの家」が寒いのか?3つの根本原因
調査の結果、この家が寒い理由は単なる「隙間」だけではありませんでした。
断熱性能が「等級4」相当と、現代の高性能住宅としては最低ライン。屋根や壁の厚みが不足しており、外気温の影響を強く受けています。
暖房計画のミス: 27坪の空間に対し、6畳用のエアコン1台のみ。熱交換換気を機能させるための「全館連続暖房」の熱量が圧倒的に足りていない。
換気経路の不備: 換気システムが基礎の隙間から冷気を吸い込み、床下から冷たい空気を各部屋へ運んでしまっている。
2.プロが伝授する「凍える我が家」のリカバリー術
この状況を打破し、お子様が笑顔で過ごせる家にするための具体的なアドバイスを送りました。
エアコンの増設: 性能を過信せず、適切な熱量を確保するためのエアコン追加。
北側重点の気密施工: 裸になる脱衣所や冷気の入り口となる玄関周りをコーキングや気密テープで補強。
運用方法の見直し: 熱交換換気の能力を最大限活かすための24時間暖房の推奨。
よくある質問(FAQ)
Q:気密数値が良いのに寒いのはなぜですか?
A:数値が良くても、隙間が「足元」や「水回り」に集中していると、そこから入る冷気が不快感を増大させます。また、断熱材の厚み不足や暖房器具の選定ミスも大きな要因です。
Q:熱交換換気システムを入れていれば、小さなエアコンでも大丈夫ですか?
A:いいえ。熱交換換気は「今ある暖かさを逃がさない」仕組みであり、熱を作るものではありません。建物全体の熱損失に見合った暖房能力(エアコン等)が不可欠です。
Q:築後でも気密の補修は可能ですか?
A:可能です。今回の事例のように、玄関周りや床下の点検口など、目に見える範囲やアクセス可能な場所をコーキング等で処理するだけでも、体感温度は変わります。
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