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田舎で本当にあった二十の事件 ―― 夢野久作「いなか、の、じけん」【全20話・約2時間】

ゆっくり文豪の怖い話

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田舎で本当にあった二十の事件 ―― 夢野久作「いなか、の、じけん」【全20話・約2時間】

68 просмотров · 13 дней назад
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「わるい事は出来んなあ」 村の米倉から米を盗んだ男は、途中で眠ってしまって捕まりました。 ――これが一話目です。 そして二十話目まで来たとき、 あなたはもう笑えなくなっているかもしれません。 ▼どんな話か 「ドグラ・マグラ」の夢野久作が、自分の郷里で実際に起きた出来事を 見聞きしたまま書きとめた、全二十話の短編集です。 一話が数分で終わります。 出てくるのは、盗んだ米のそばで寝てしまった泥棒、 火をつけて自分が逃げまどった按摩、 線路に石を置いて試した若者たち、馬の薬を人間に飲ませようとした坑夫、 誰も見ていない空家で人形を踊らせる乞食、 そして、軒下から出てきた骨。 笑い話として始まって、笑い話のまま終わるものもあれば、 最後の一行でぞっとするものもあります。 どちらなのかは、聞き終わるまで分かりません。 作者は最後にこう書いています。 「間の抜けたところが、却って都に住む方々の興味を惹くかも知れぬと存じまして、  記憶しているだけ書いてみました」 作業のおともに、あるいは眠る前にどうぞ。 気になった話があれば、目次からその一話だけ聞き直せます。 ▼この作品について 昭和二年から五年にかけて、雑誌「探偵趣味」と「猟奇」に 断続的に発表された連作です。 夢野久作は明治二十二年、福岡の生まれ。 僧侶になったり、新聞記者をしたり、農園を経営したりしたのち、 四十歳を過ぎてから本格的に小説を書きはじめました。 「ドグラ・マグラ」を書き上げた翌年、四十七歳で急逝しています。 舞台は北九州の田舎。 警察も新聞もある近代の村なのに、祟りや祈祷がまだ生きている。 その隙間で起きた事件ばかりが集められています。 ▼作中の表現について この作品には、目や耳の不自由な人、足の不自由な人、心を病んだ人などについて、 今日では差別的とされる言葉がそのまま使われています。 当時の言葉づかいをそのまま読み上げていますが、それはこの作品が書かれた 時代の空気を含めてお伝えしたいからで、そうした表現やそこに込められた 見方を、よいものとして紹介する意図はありません。 いまは使うべきでない言葉であることをご承知のうえでお聴きください。 ▼目次 0:00 オープニング・作家紹介 1:21 作中の表現についてのお断り 2:02 本編スタート 2:07 一 大きな手がかり 3:13 二 按摩の昼火事 5:49 三 夫婦の虚空蔵 8:08 四 汽車の実力試験 9:46 五 スットントン 12:50 六 花嫁の舌喰い 15:05 七 感違いの感違い 16:03 八 スウィートポテトー 18:57 九 空家の傀儡踊 26:22 十 一ぷく三杯 33:48 十一 蟻と蠅 37:17 十二 赤い松原 41:02 十三 郵便局 49:55 十四 赤玉 59:38 十五 古鍋 1:06:16 十六 模範兵士 1:18:13 十七 兄貴の骨 1:28:32 十八 X光線 1:36:16 十九 赤い鳥 1:55:45 二十 八幡まいり 2:01:41 作者による備考 ▼出典 青空文庫「いなか、の、じけん」夢野久作 https://www.aozora.gr.jp/cards/000096... 底本:「夢野久作全集4」ちくま文庫、筑摩書房(1992年) 底本の親本:「冗談に殺す」日本小説文庫、春陽堂(1933年) 初出:「探偵趣味」「猟奇」1927年(昭和2年)7月~1930年(昭和5年)1月 ※著作権保護期間満了作品です ▼このチャンネルについて 「ゆっくり文豪の怖い話」では、明治・大正・昭和の文豪が遺した 怪談・奇談・ヒトコワ・不思議な話を、ゆっくり朗読でお届けしています。 怪談だけにはこだわりません。 幽霊が出なくても、読んだあとに背中が寒くなる話をひろく扱います。 岡本綺堂、芥川龍之介、夢野久作、梶井基次郎、蘭郁二郎…… 教科書に名前が載るような作家たちが、じつは相当に怖い話を書いています。 チャンネル登録・高評価をいただけると励みになります。 「次はこの作品を読んでほしい」というリクエストもコメントでお待ちしています。 #朗読 #ゆっくり朗読 #夢野久作 #怖い話 #怪談 #作業用 #睡眠導入 #青空文庫 #文学 #いなかのじけん