Gibson J-35 Shaded Cherry Edgeburst (1941) Blue-G & Yuki Matsui
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Gibson J-35 Shaded Cherry Edgeburst (1941) Blue-G & Yuki Matsui
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Blue-G & Yuki Matsui
ギタリスト 松井祐貴さんの演奏でお聴きください〜
Official Web Site : http://yuki-matsui.com/
貴重なShaded Cherry EdgeburstカラーのJ-35!
このカラーのJ-35はとても貴重で、2本のみ存在が確認されているコレクターズアイテムです。
このカラーの存在が知られたのは本当に最近の事で、数年前にカナダの楽器店に入荷して話題となりました。
今回の個体も当時販売された個体と同じFONナンバー5130Gで、同一のロットで製作されたギターです。
16インチのボトムサイズのジャンボボディでラウンドショルダーモデルは、1934~35年に製作されたJumboが起源で、そのJumboの仕様を受け継いで、1936年に誕生したのがJ-35です。
その後、1942年までの僅か7年ほどの生産期間でしたが、その短い期間にも細かな仕様の変化があり、本機はボディバックにバインディングが入り、ネックのヒールが尖ったフレンチネックから、小柄ながら丸みを帯びた形状となった後期の頃の仕様です。
ブレーシングの変化もJ-35の特徴で、トーンバーが3本と2本のタイプと存在し、3トーンバーはノンスキャロップ、2トーンバーにはノンスキャロップとスキャロップの2種類が存在します。
本機は2トーンバーでスキャロップのタイプが採用された最終期の仕様で、この後に続くJ-45にも受け継がれていきます。
トップはアディロンダックスプルース。
アディロンダックらしく冬目が力強く伸びやかに通っており、杢目の幅がやや広い材で、柾目材らしく横方向に細かい杢が出ています。
粘り強く、パンチのあるサウンドでも定評が有り、トップ材しては理想のマテリアルではないでしょうか。
戦前時期らしいこのトップ材に、レアなシェイデッドチェリーエッジバーストの淡い色味が合わさり、独特な表情を醸し出しております。
ボディのバインディングはアンティークなホワイトがシングルのシンプルな仕様で、塗装の焼けも少なく比較的綺麗な色で残っています。
ワンリングのロゼッタにファイヤーストライプ柄のオリジナルピックガード、この薄いファイヤーストライプのピックガードの質感がとても良く、色味の明るいところから薄らと木目が透けて見え、雰囲気抜群です。
ブラジリアンローズウッドのブリッジは、長方形のレトロなレクタングラーのスタイルで、特徴的な色と杢目の材が使われており、サドルはロングサドルの仕様です。
サイドバックはホンジュラスマホガニー。
とてもきめが細かく、杢目の美しい良材が使われており、明るいブラウンカラーのフィニッシュもコンディションが良く、とても綺麗です。
このボディバックにもバインディングが入ったのが、この時期のJ-35の特徴です。
黒塗りのヘッドに白いスクリプトのGibsonロゴ。
ヘッドのサイドのラインがストレートな、シンプルな戦前のヘッド形状に、このレトロなロゴが雰囲気も良く収まり、シンプルながらも味わい深さを持った渋い風合いです。
チューナーはオープンギアで3連のオリジナルのタイプで、6,5,4弦のつまみのみ交換されています。
指板はブラジリアンローズウッド。
ダークな色のブラジリアンローズウッドで、光に当てると綺麗な杢目が見えます。
ポジションマークはパールのドットで、サイドのドットはホワイトの仕様です。
ナット幅42.7mm。
J-35のネックグリップは、登場時はガッチリとしたVシェイプでしたが、本機はラウンドシェイプとなった頃で、少し厚みありますが、クセがなく握りやすいネックだと思います。
この個体は2トーンバーのスキャロップブレーシングの仕様です。
J-35らしいカラッとした太いレスポンスの良い出音で、J-45とはまた違う素晴らしいサウンドです。
濁りのない澄んだクリアなトーンで、美しい倍音感も魅力だと思います。
各弦の粒立ちも綺麗で、弾いた瞬間にボディが鳴るこの独特な感覚はこの年代ならではだと思います。
Gibsonの30、40年代に共通する分厚い音の輪郭があり、ストローク、フィンガー問わずに使えるオールマイティな機種です。
チューナー、ナット、フレット、ピックガード、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピンはオリジナル。
チューナーの6,5,4弦のつまみとサドルは交換されています。
トップのピックガード内側のクラック補修、トップショルダー部の低音弦側に、小さなクラック補修があります。
これら修理箇所にフィニッシュのタッチアップはありますが、綺麗な仕上がりなので、言われなければ分からないと思います。
また、トップの低音弦側ウェスト部近くの傷は、多少目に付きますがクラックまでにはなっていない程度です。
バックには、ネックヒール近くのセンター付近に、ヘアラインクラック補修があります。
僅かな小傷はありますが、全体的にほとんど傷がなく、細かくウェザーチェキングが走った光沢のあるオリジナルフィニッシュはとても綺麗で、1941年製と考えればとても綺麗な状態です。
とても貴重なカラーで、コレクションとしては1級品だと思いますし、弾くギターとしてもとても良いヴィンテージギターだと思います。
是非この機会にご検討下さい!オススメの1本です!