犬と猫の多飲多尿|水をよく飲む・おしっこが多いのは病気?原因と検査の流れを獣医師が解説
獣医師ズの犬猫勉強会
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今回は「水を飲む量が増えた」「おしっこの量が多い」という症状、いわゆる「多飲多尿」について、獣医師が解説します。犬は1日に体重1kgあたり90〜100ml以上、猫は50ml以上の水を飲んでいたら多飲の目安。5kgの犬ならペットボトル1本を24時間で飲み切っていたら「ちょっと多いかな」と考えてください。
多飲多尿が起こるメカニズムは大きく4つ(浸透圧利尿・原発性多飲・バソプレシンの欠乏・バソプレシンへの反応低下)。糖尿病、腎臓病、クッシング症候群、子宮蓄膿症、高カルシウム血症、猫の甲状腺機能亢進症、尿崩症など、多飲多尿の裏に隠れている病気を、なぜ水をたくさん飲むのかという仕組みからお話しします。
後半では、動物病院で多飲多尿の子が来たときにどう診断を進めるかの流れを解説。「本当に多飲多尿なのか(頻尿や尿失禁と区別できているか)」の問診、尿検査で見る尿糖と尿比重(犬1.020・猫1.025が目安)、複数回測って判断する理由、血液検査で探す基礎疾患、デスモプレシン反応試験や水制限試験の注意点まで取り上げます。
「最近やたら水を飲むけど、元気だから大丈夫?」
「おしっこの量が増えたのは年のせい?」
「尿検査で薄いと言われたけど、何の病気?」
そんな飼い主さんに見ていただきたい内容です。
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