【八事】名古屋屈指の高級住宅街、その素顔は“門前町と文教の街”だった 八事駅
お散歩ひまちゃん
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【八事】名古屋屈指の高級住宅街、その素顔は“門前町と文教の街”だった 八事駅
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今回は、名古屋市昭和区と天白区にまたがる街、八事(やごと)を歩きます。
八事といえば、名古屋を代表する高級住宅街・山の手エリアとして知られる街。落ち着いた住宅街が広がる一方、八事駅周辺には大学、大型商業施設、寺院、飲食店などが集まり、単なる住宅街とは少し違った独特の街並みが形成されています。
八事の歴史を語るうえで欠かせないのが、八事山興正寺(やごとさん こうしょうじ)です。
興正寺は1686年に開かれ、尾張徳川家とも深い関係を持った寺院。境内には1808年建立の五重塔も残されており、八事を代表する歴史的スポットとなっています。
八事交差点から興正寺へ向かって延びる参道坂周辺には、現在も商店や飲食店が並んでいます。
現在では「高級住宅街」「文教地区」というイメージが強い八事ですが、そのルーツの一つには、興正寺を中心として人が集まった門前町としての歴史があります。
そして近代以降、八事は大きく姿を変えていきます。
現在の八事周辺には中京大学や名城大学などの教育機関が立地し、多くの学生が行き交う文教地区としても発展しました。八事は「高級住宅街」と「学生街」という、一見すると対照的な二つの顔を持っているのも特徴です。
さらに八事駅のすぐ近くには、名古屋市営地下鉄鶴舞線と名城線が乗り入れています。名古屋中心部へのアクセスにも優れ、現在では名古屋東部の交通拠点の一つとなっています。
駅前で大きな存在感を放っているのがイオン八事店。
この場所ではかつて「ジャスコ八事店」が営業しており、1993年には現在につながる建物へ建て替えられました。その後、2011年に「ジャスコ」の店舗ブランドが「イオン」へ統一されたことで、現在のイオン八事店となっています。
寺院を中心とした門前町だった八事が、戦後になると住宅地・文教地区として成長し、さらに大型商業施設まで誕生していったことを考えると、イオン八事は、八事が門前町から現代的な商業拠点へ変化していった象徴的な存在ともいえます。
また、八事周辺には広大な八事霊園があります。
八事霊園は大正初期から昭和30年代初めにかけて名古屋市によって造成された市営墓地で、墓域面積は約27万㎡、墓碑数は約5万基。名古屋市内でも非常に大規模な霊園です。
興正寺や八事霊園などが集まっていることから、八事周辺では昔から参拝や墓参、法事などに関連した人の往来も多く、現在も飲食店や会食施設などにその土地柄を感じることができます。
今回歩いてみると、
「高級住宅街」
「門前町」
「文教地区」
「学生街」
「商業地」
という、いくつもの性格が一つの街に重なっていることが分かります。
名古屋屈指の“山の手”として知られる八事は、なぜ現在のような街になったのか。
八事駅前、イオン八事、参道坂、八事山興正寺周辺などを歩きながら、街の歴史と現在の姿を見ていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
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