【大人の恋愛ボイスドラマ】冷たかった義母が畳に手をついた。「2年前、あの子が栞に冷たくしてくれって」|離婚届を出す朝、夫が私だけを忘れた 第7話
恋わずらい
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【大人の恋愛ボイスドラマ】冷たかった義母が畳に手をついた。「2年前、あの子が栞に冷たくしてくれって」|離婚届を出す朝、夫が私だけを忘れた 第7話
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「離婚届は、僕が出しておいた」
記憶が戻った夫の言葉は、嘘でした。区役所に、受理された記録はありませんでした。
茶室で、五年間私に冷たかった義母が、畳に手をついて頭を下げました。
「二年前の春、律がこの部屋に来て言ったの。栞に冷たくしてくれ。僕から離れられるように、って」
父の命日の朝、お墓に白い菊を置いていたのは、夫でした。
「ごめんなさいね、栞さん」――五年間で初めて、義母が私の名前を呼びました。
香水の女が差し出した、小さなボイスレコーダー。
「律の上着の香水も、私がわざとつけたの。律とは何もないわ」
「ずるいよ。私の父の話なら、私にも背負わせてよ。夫婦なんだから」
竣工式の壇上で、夫はマイクの前に立ちます。
「その図面に確認印を押したのは、僕です。……だから、僕も一緒に話します」
父の名前は、十年ぶりに新聞の中で胸を張りました。
でもその夜、テーブルの上には、夫の字の新しい離婚届が置かれていました。
韓国ドラマのような大人の恋の連続ドラマ『離婚届を出す朝、夫が私だけを忘れた』(全8話)第7話。
最終話「わすれなぐさの家」は明日の夜8時。
▼ チャプター
0:00 予告
0:19 序章 前回
0:38 第一章 受理されていない紙
1:15 第二章 茶室の告白
2:46 第三章 香水の正体
4:02 第四章 ずるい人
5:32 第五章 竣工式
7:10 第六章 二度目の別れ
7:57 最終話「わすれなぐさの家」 明日の夜8時
▼ 登場人物
桐生栞 … 33歳。商店街の小さな花屋「栞花店」の店主
桐生律 … 36歳。建築家。記憶が戻った夫
桐生雅子 … 62歳。律の母。茶道教室の先生
水原玲香 … 31歳。律の事務所のパートナー建築家
佐伯湊 … 28歳。律の事務所の若手
篠宮透 … 48歳。大手デベロッパー副社長。律の大学時代の恩師
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※キャラクター・物語・団体名はすべてオリジナルのフィクションです。
※音声はAI音声合成(ElevenLabs)、イラストは画像生成AI、BGM・効果音は音声生成AI(Stable Audio)を使用して制作しています。
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