「新卒は会社の財産、中途は道具」同い年の新卒だけ昇格した日、専門卒の私は退職届を出した。二週間後の昇格面接で、新卒の同期が言った一言
退職スカッと劇場
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「新卒は会社の財産、中途は道具」同い年の新卒だけ昇格した日、専門卒の私は退職届を出した。二週間後の昇格面接で、新卒の同期が言った一言
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【あらすじ】
病院や介護施設に業務用の食材を卸す会社で、営業をしている長谷(29)。専門学校で栄養士の資格を取り、中途で入って四年、新規を十二件取ってきた。
同い年で、大卒の新卒七年目の森田だけが、4等級に昇格した。
「新卒は会社の財産。中途の君は、即戦力で買った道具だ。道具に、昇格はないよ」
長谷は退職届を出した。その二週間後、森田の昇格審査の日がやってくる。
元・人事部長の語り手がお届けする、よくある職場のトラブルをもとにした創作の会話劇です。
登場する人物・会社・金額はすべて架空で、実在の企業・個人とは関係ありません。
【この話で押さえておきたいこと】
・人の評価は、会社の裁量が広い。学歴や、新卒か中途かで差をつけても、それだけで違法とは言い切れない。だが、事実と違う理由で評価を下げたなら、裁量の濫用として争える。評価の根拠は、具体的に聞いていい。
・給料や昇給の決まりは、社員が十人以上の会社なら、就業規則に書く決まりだ。会社は、社員がいつでも見られるようにしておかなければならない。
・退職は、辞めますと伝えてから二週間で成立する。会社の許可は要らない。残った有給は、辞めるまでの間に使える。
ほかの話: / @taishoku_gekijo
次回: 「お前、新人に手を出してるだろう」と笑った課長。OJTの担当を外された先輩の評価が、一か月後に書き直された理由を。
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