千葉で台風影響が長期化 戻らぬ日常…代行バスに長蛇の列 鉄道一部再開も復旧3カ月【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年10月6日)
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千葉で台風影響が長期化 戻らぬ日常…代行バスに長蛇の列 鉄道一部再開も復旧3カ月【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年10月6日)
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台風25号の影響で運休が続いていた千葉県のJR内房線の一部区間ですが、5日から運転が再開し、代行バスの運行も始まっています。一方、台風25号による大雨の被害から2週間経ちましたが、いまだに元の生活に戻れず、不便な暮らしを強いられている人が多くいます。
■戻らぬ日常 連日片付け
5日、千葉県栄町では被災した地域から出た災害ごみの搬出作業が行われていました。
栄町建設業災害対策協力会 秋山勉さん
「家庭内にあった水没したごみ、畳、タンス、カーペット、布団、そういうのが多いですね」
当初、作業は7日までの予定でしたが、災害ごみが予想よりも多く、9日までかかる見込みだといいます。
印旛沼と周辺の川で堤防が決壊し、栄町でも広い範囲で浸水しました。
堤防の仮復旧工事が終わり本格復旧の工事に移りますが、決壊から2週間経った今も、住民は日常に戻れないままです。
自宅が浸水した河内さん(62)
「お風呂とか入れないんですよ」
「(Q.今も?)はい」
家の1階が浸水し、給湯設備が使えなくなったため、お湯を沸かせなくなりました。さらに…。
「井戸がダメになったんで、水質検査やってないんで、まだ。水は出る。自分は手を洗うぐらいで」
「(Q.飲み水としては?)使ってない」
飲み水もなく入浴もできないため、夜になると妻の実家に身を寄せているといいます。
妻(57)
「普段(親と)一緒に住んでないから、いろいろあるよね、親子でも」
「(Q.この家に戻れるめどは?)立ってないです」
■休業も…住民困窮
別の住宅では、住民自ら床板を剥がしていました。
自宅が浸水した藤村さん(74)
「全部水没しちゃってるんで、これ(床板)を全部剥がして乾燥させないと、修理も何もできないんですよ」
「(Q.自分の家を自分で壊すのは?)つらいですね、それは」
藤村さんの家は床上75センチまで浸水し、電化製品や家財道具などが使えない状態になりました。
塗装業を営んでいますが、仕事道具を置いていた小屋も浸水したため、休業せざるを得ない状況になっています。
妻は連日の片付けで疲労がたまったのか、体調を崩し病院へ行ったといいます。
妻(72)
「体が動かなくなっちゃった。先のこと考えたら眠れなくなります」
妻の姉(81)
「命は助かったんだから、これから頑張るしかないよと励ましているんですけどね」
妻
「姉がいて良かった、近くに。感謝しかないです」
■鉄道一部再開も復旧3カ月
長浦駅のホームに木更津駅を出た上り電車が入ってきました。乗客がホームに続々と降りてきました。
線路に土砂が流れ込み、甚大な被害が出たJR内房線。姉ケ崎駅から木更津駅間で運休が続いていましたが、このうち長浦駅から木更津駅間で、5日に2週間ぶりに運転が再開されました。
しかし、土砂崩れが発生した場所では、作業員たちが懸命に復旧作業を進めています。
複数の箇所で土砂崩れが発生した姉ケ崎駅から長浦駅間では、5日も高所作業車を使い、電線に引っかかった木を取り除くなどの復旧作業が続いていました。
■代行バスに長蛇の列
この区間ではいまだ運休が続いていて、5日から代行バスの運行が始まりましたが、長浦駅前には代行バスへの乗車を待つ人の長い列ができています。
代行バス乗り場の前には、早朝から長蛇の列ができていました。
代行バス利用者
「きょうは遅れるのが怖かったので、めちゃ早めに来た」
「朝からこれはしんどいですね」
JR内房線の全線の運転再開は、早くても12月下旬になる見込みです。
■東京行き高速バス早朝行列
5日、木更津駅前にある高速バス乗り場には、早朝から長い列ができていました。
JR内房線の代わりに高速バスで都内に通う人も多く、午前6時半、東京駅行きのバス停には90人ほどが並んでいました。
木更津市~都内通勤 会社員(60代)
「(普段は)電車は7時すぎの快速で行っています。バスは乗れるか乗れないか分からないじゃないですか。先週1週間バスに乗って、これくらいの時間に乗れば会社に間に合うので」
今月1日に都内の会社に入社したばかりだという女性がいました。
木更津市~都内通勤 会社員(40代)
「(入社前日の先週水曜日は)東京に泊まって、そのまま行くという形にしました。仕事、午前10時からなんですけど、3周くらいバス見送ったので、そうすると間に合わなくなってしまう。これだったら途切れても、次のバスに乗っても余裕がある」
本来は電車で1時間半ほどの通勤時間ですが、高速バスには連日、多くの人が詰めかけているため、余裕を見て3時間前に家を出ているといいます。
「交通網って大事だなって。普段使えるインフラが使えないと、みんなパニックになっちゃう」
■沿線高校70人超登校できず
通学への影響も続いています。
内房線を利用する生徒が多い市原市内にある県立姉崎高校。高校1年生のクラスでは…。
1年生の担任
「きょう来られていないメンバーについては、オンラインでの参加をお願いしますと言ってあるので、オンラインとオフラインで一緒に(授業を)やりたいなと思います」
内房線の一部運休の影響で40人中10人が登校できず、オンラインで授業を受けていました。
オンライン授業を受ける高校1年生
「たまに回線が悪い時があるので、ちゃんと聞き取れないところもたまにある。そういうところは不便かなと思います。早く友達に会いたいです」
8日から中間テストが始まりますが、登校できない生徒は「公欠」扱いとなり、期末テストの結果で成績を付けられるといいます。
オンライン授業を受ける高校1年生
「(Q.テストの対応については?)かなり厳しい状況。今も授業に追いついていないから、結構苦しい状況です」
5日、JR内房線の姉ケ崎駅から長浦駅間で代行バスが走るようになり、久しぶりに登校できた生徒もいました。
木更津市から通学 高校3年生
「親の送迎が難しくて、教材とかが学校に全部あるので、勉強もできなくて。友達と久しぶりに話せてすごくうれしいです」
姉崎高校の全校生徒は378人、5日は73人が欠席に。先週は100人を超える生徒が登校できず、2日に予定していた体育祭も延期になりました。
千葉県立姉崎高校 山口英徳教頭
「保護者の方も生徒本人も心配しているところですので、そこでは不利益にならないようにさせていただいています。やはり平常通りに生徒が顔を合わせて、はつらつと学校生活を送ってほしいと思っています」
■駅周辺に送迎のための車列
千葉県の教育委員会によると、JR内房線の一部運休により、先月25日時点で沿線にある7つの県立高校に影響が出ています。
夜、姉ケ崎駅周辺には送迎のための車の列ができ、駅前には迎えを待つ人の姿がありました。
娘を迎えに来た母
「娘を待っています。君津駅から(迎えに)来ているんですけど」
千葉市内の大学に通う娘を朝晩それぞれ1時間かけて送迎しているといいます。
普段、長浦駅から千葉市の高校に通う女子生徒は…。
保護者に送迎してもらう高校2年生
「長浦駅が運休してしまって、朝はお母さんに学校の近くの駅まで車で送ってもらっている状態です」
帰りは姉ケ崎駅まで電車に乗り、父親に迎えに来てもらっているといいます。
娘を迎えに来た父親
「渋滞で朝とか晩とか、すごいことになっちゃうんですよね。普段だったら15分で済むところが約1時間くらいかかっちゃう。次男も迎えに行かなきゃいけない。長女も迎えに行かなきゃいけない。とても大変。子どもたち基準になっちゃうんで、仕事が」
(2026年10月6日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp