三河地域の医療を支える“救世主”に? 蒲郡市が持ち掛けた看護専門学校の「大学化」 (26/08/24 17:25)
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三河地域の医療を支える“救世主”に? 蒲郡市が持ち掛けた看護専門学校の「大学化」 (26/08/24 17:25)
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来年春、名古屋市立大学が、看護学専攻の新しいキャンパスを愛知県蒲郡市に設置する予定です。いったいなぜ名古屋市の大学が、蒲郡市に?
ベッドや血圧計が置かれた病院のような一室に、続々と入ってきたのは高校生です。
22日、名古屋市立大学 医学部保健医療学科 看護学専攻の蒲郡キャンパスの予定地で、オープンキャンパスが開かれました。
キャンパスは、2029年に閉校する「ソフィア看護専門学校」の施設を活用する予定です。
参加したのは、高校生と保護者らあわせて約140人。
名市大の現役学生から直接学びながら、学校生活についての説明を受けました。
座談会では、高校生から率直な質問が投げかけられる場面もありました。
「大学化」には、参加した高校生も歓迎ムード
新キャンパスが設置されれば、蒲郡市を含んだ三河地域で、公立大学として看護系を学べる唯一の場所になります。
専門学校の大学化については、参加した高校生も歓迎ムードです。
「家から通うことを考えると、蒲郡キャンパスが気になっています。費用をできるだけ抑えたい」(愛知・豊橋市 高校3年生)
「高校まで、それなりに勉強も頑張ってきたので、どうせなら4年制の大学に(行きたい)」(愛知・岡崎市 高校3年生)
「蒲郡市で看護師として地域に貢献できたらいいなと思う」(愛知・蒲郡市 高校3年生)
「大学だと一般教養も多かったりして、看護だけではなくて、これから仕事をしたり、社会に出たときに役立つ知識も得られるかなと」(愛知・新城市 高校3年生)
“新キャンパス計画”は、三河地域の医療を支える“救世主”となるのでしょうか。
市民病院が隣接するという「優れた立地条件」
「4月から、名古屋市立大学看護学専攻の蒲郡キャンパスとなるこちらの建物ですが、そのすぐ隣には蒲郡市民病院があります」(記者)
看護専門学校の志願者が年々減る中で、今回蒲郡市側が人事交流などで協力関係にあった名市大に、専門学校の「大学化」を持ちかけたのだと言います。
「看護専門学校があるので、蒲郡市民病院は看護師のだいたい7割くらいがここの卒業生。ギリギリなんとかなっているというのが本音」(蒲郡市民病院 最高経営責任者代行 中西良一 医師)
蒲郡市の人口は、約3割が65歳以上の高齢者です。
そのため、中核病院の市民病院で人材を確保し、医療体制を強化していく必要があります。
専門学校を大学化する、今回の取り組み。
名市大は、新キャンパスを来年4月から開設予定で、看護学専攻の入学定員を現状の120人から210人へと大幅に増やす計画です。
「蒲郡市は現在、高齢化率が高くて(都市部に)先行している状況にある。それを先に見聞きしたり体験できる場にもなる。すぐ隣に(病院が)ある立地条件のなかで実習的なこと、将来的なスキルアップにつながるものを学べる最高のキャンパスになると思う」(名古屋市立大学 平松修 副理事長)