なぜスーパーファミコンはファミコンより遅いCPUを選んだのか
消えたモノ図鑑
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なぜスーパーファミコンはファミコンより遅いCPUを選んだのか
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「スーパーファミコンのCPUは、ファミコンよりも遅かったのか?」
懐かしいゲームを遊んでいて、敵や弾が増えたときに急に動きが重くなる「処理落ち」を体験したことはありませんか?
ファミコン(約1.79MHz)の発売から7年後に登場したスーパーファミコン。
しかしそのCPUクロックを調べると、約3.58MHzや約2.68MHzに加え、なんとファミコンと同じ「約1.79MHz相当」という奇妙な数字が現れます。
同時期のメガドライブ(約7.67MHz)と比べても控えめに見えるこのCPUの正体とは何だったのでしょうか。
実は、スーパーファミコンの中心チップ「5A22(65C816系)」は、アクセス先に応じてクロック(ウェイト)を変える仕組みを持っていました。
さらに、回転・拡大縮小(Mode 7)を誇る画像処理回路(PPU)、独立した音源回路(SPC700)、高速データ転送(DMA/HDMA)など、処理を専門回路に賢く分散させる設計思想が隠されていたのです。
なぜ任天堂はCPUの単体クロックを極端に引き上げる道を選ばなかったのか?
そして、あの「処理落ち」が伝えているハードウェアの限界と工夫とは?
回路に残された数字やカートリッジ特殊チップ(SA-1等)の仕組みから、スーファミの真の姿を徹底解説します!
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▼ 目次(チャプター)
0:00 オープニング:スーファミの処理落ちとCPUの謎
1:17 ファミコン・スーファミ・メガドライブのクロック比較
2:50 CPUの正体:リコー「5A22」と「65C816」アーキテクチャ
4:12 なぜ3つの速度があるのか?(3.58MHz / 2.68MHz / 1.79MHz)
6:04 FastROMとSlowROMの仕組みと読み出し待ち時間
8:37 クロックの数字=ゲームの速さではない理由
10:30 画面描画の主役:PPUと「Mode 7(回転・拡大縮小)」
12:21 専用回路の限界とCPUの役割分担
13:19 独立した音声処理システム(SPC700とDSP)
14:39 データ転送を担うDMAとHDMAの役割
16:41 それでも「処理落ち」が発生してしまう原因とは?
18:45 メガドライブ(MC68000)との設計思想の違い
20:54 1フレーム(1/60秒)の間に起きているハードウェアの連動
23:10 カートリッジに宿るもう1つの頭脳:特殊チップ(SA-1など)
25:38 スーファミの設計選択は成功だったのか?
28:41 まとめ:処理落ちが教えてくれるハードウェアの歴史
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