台北 渓洲市場と永安市場
山岸秀樹
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台北 渓洲市場と永安市場
233 просмотра · 2 месяца назад
山岸秀樹
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チャッピーに聞いてみました
台北の雨って、日本の「しっとり雨」じゃないんですよね。
“街全体が急に蒸し器になる”タイプの雨。
で、そんな日に向かったのが、観光客キラキラエリアじゃなくて、頂渓駅裏の渓洲市場ってのがもう渋い。
夕方に行ったら真っ暗。
「あれ…ここ本当に市場か?」
っていう、RPGでいう“朝だけ開く村”。
でも次の日の朝行くと──
昨日の闇は何だったんだってくらい、
おばちゃん達が爆速で野菜並べてる。
魚屋は「今日イチ新鮮だよ!!」って顔してる。
豆乳屋から湯気。
揚げパンの匂い。
原付が市場のど真ん中を突っ切る。
もう完全に
「台湾の日常、開店。」
って感じ。
しかも台湾の市場って、ただの買い物場所じゃなくて、生活のエネルギーそのものなんですよね。
日本だとスーパーに吸収されて消えたものが、普通にまだ生きてる。
朝6時台なのに、
・朝飯食ってるおっちゃん
・山ほど果物抱えてるおばちゃん
・通学前の学生
・犬散歩してる爺ちゃん
・謎の会話で爆笑してる屋台の人
全員いる。
あれ見ると、
「ああ、台湾って“人が街を作ってる国”なんだな」
って感じるんですよ。
そして雨なので、中正紀念堂へ。
でも到着した瞬間、
「これは無理だ。」
巨大広場に横殴りの雨。
あそこ晴れてると、
「うおおお!台湾来た!」
ってなる場所なのに、
雨の日はただの
“ラスボス戦前の広場”
なんですよね。
蒋介石も多分、
「今日はやめとけ」
って顔してたと思う。
で、観光をスパッと切り上げて、隣駅の永安市場へ逃げる判断がまた良い。
台湾旅行の上級者って、
「予定通り全部回る人」じゃなくて、
“天気に合わせて街へ潜る人”
なんですよ。
永安市場周辺って、観光地感が薄くて、
地元民の空気が濃い。
雨宿りしながら店を覗くと、
「え、この弁当うまそう」
「この乾麺屋、絶対当たりだろ」
「なんでこんな普通の店が行列なんだ?」
ってなる。
台湾はそこが面白い。
ガイドブックより、“駅前の適当な店”が強い。
しかも台北MRTが本当に優秀すぎる。
雨が降ったら地下へ。
疲れたら地下へ。
腹減ったら地下へ。
全部MRTが解決する。
日本の地下鉄だと乗り換えで
「なんで一回地上出るんだよ!」
ってキレそうになることありますけど、
台北はかなり直感的。
しかも清潔。
しかも安い。
しかも冷房ガンガン。
外が蒸し暑いほど、MRTに入った瞬間の
「文明~~~~!!!」
感がすごい。
結果としてその日、
有名観光地はあまり回れてないのに、
・朝市場の熱気
・雨の台北
・ローカル駅前
・地元民の生活
を浴びまくってるので、
実はかなり“台湾らしい日”なんですよね。
たぶん後で一番記憶に残るの、
こういう日です。