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100キロ行軍でも破れない靴下「ガッツマン!」 陸上自衛官が「熱望」奈良の企業が開発 2026年9月16日のLBSローカルビジネスサテライトで放送

TVh北海道ニュース

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100キロ行軍でも破れない靴下「ガッツマン!」 陸上自衛官が「熱望」奈良の企業が開発 2026年9月16日のLBSローカルビジネスサテライトで放送

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奈良県北部の大和盆地。水不足に悩むこの土地では米の代わりに綿花の栽培が盛んになり機織りが根付きました。明治にアメリカから最新の靴下編み機が導入されると、農家の副業として広まり日本一の靴下の産地となりました。 しかし、安い海外製品に押され、県内の靴下製造業者は年々減り続けています。そんな奈良で年間15万足以上を販売し、業績のV字回復をもたらした靴下があります。巽繊維工業所が開発したその名も「ガッツマン!」です。 社長「陸上自衛隊の方から100キロ行軍でも破れない靴下を作ってくらないかと要望された」 数十キロもの荷物を背負い100キロメートルを歩き抜く100キロ行軍は、靴擦れや足のマメとの戦いです。ガッツマンは厳しい訓練でも破れにくく快適な5本指ソックスとして誕生しました。実は、売り出したのは20年も前。巽亮滋会長が社長時代のことでした。 会長「一般的には一本の糸を使って靴下作りをするのですが、2本により合わせることで強度がます」 糸を二重にしたねん糸を使い、特許も取得した特殊な「タック編み」で編み上げます。縦の列が凸凹になっています。皮膚との接触面が少ないので蒸れにくく厚手の生地は耐久性も増します。耐摩耗試験では1万2000回以上の摩擦回数を記録しました。 ふくらはぎには研究機関と共同開発した着圧コントロールを採用。足首からふくらはぎにかけてゴムの締め付けを減らすことで疲労を防ぎます。それが、全国の自衛隊駐屯地で販売されています。隊員向けの売店を見せてもらうと… 売店定員「これがガッツマン。丈夫、強い。好きな人はずっとリピーターさん」 遠征を控えた隊員たちが次々に買っていくものの、何年もの間、自衛隊の中だけの販売にとどまっていました。しかし10年前、お菓子の商社に勤めていたいまの社長・美奈子さんが、後継ぎとして入社。これだけ自衛隊員に評価されるガッツマンなら一般にも売れるはずだと、動きました。 クラウドファンディングを立ち上げると、安全靴を履く工場作業員にタクシーやトラックのドライバーが購入。さらに元自衛官のインフルエンサーが反応したことで人気に火がつきました。 購入者の声を反映した商品も開発。登山やキャンプといったアウトドアからランニングやゴルフなどのスポーツ用途にも展開しています。 古田支局長「奈良県は靴下生産で全国トップ。縫製やプリントを行う協力工場も数多くあり、分業体制が地域で発達している。巽繊維工業所のように自社ブランドで売り上げを伸ばす企業の存在は地域活性化のためにも重要」 OEM生産が激減する中、ガッツマンのヒットで業績はV字回復。今後はフランスやアメリカなど海外展開に力を入れていきます。 社長「大手メーカーの下請けでOEM生産していた時には(靴下を)履いている客の声を直接聞く機会がなかった。客の声をダイレクトにもらえることを感謝しながらモノづくりをしなきゃいけない」  #LBS #ローカルビジネスサテライト #経済 #地域