ベータマックス
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ベータマックス
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ベータマックス, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1... / CC BY SA 3.0
#ビデオテープ
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#登録商標
#工業規格
#重要科学技術史資料
ベータマックスのビデオデッキ(下から1、2段目の各1台と、右側最上部の1台) テープサイズの比較。
Betamax(上)とVHS(下) ビデオデッキの内部構造(SL-HF150) ベータカム(左)とベータ方式(右)のビデオテープ ベータマックス(βマックス、Betamax)は、ソニーが販売していた家庭向けビデオテープレコーダおよびその規格である。
規格全体を指す名称としては、東芝や三洋電機などが参画した時点から「ベータフォーマット」や「ベータ規格」、「ベータ方式」を用いていた。
Hi-Band ベータ(ハイバンドベータ)やEDベータ(Extented Definition Beta、ED Beta)もベータマックスの記録フォーマットの一種である。
この項では規格および製品について詳述する。
本格的家庭用規格として、VHSと共に大々的に販売されたカセット型ビデオテープレコーダ(VTR)規格である。
1号機(SL-6300)は1975年4月16日に発表され、同年5月10日に発売された。
これ以前の家庭用VTR規格はいずれも本格的な普及を見なかったが、ベータマックスのヒットにより家庭用VTR市場が開拓され、その初期段階ではVHSよりも高いシェアを占めていた。
しかし、VTRの世帯普及率が高まる中でVHSと業界を二分した熾烈な販売競争(ビデオ戦争)に敗れ、1984年度をピークに販売台数が減少に転じ、ついに2002年、規格主幹のソニーも生産を終了した。
ソニー製ベータマックスVTRは日本国内で累計約400万台(全世界で累計約1,800万台以上)が生産され、ビデオカセットはピーク時(1984年度)には年間約5000万巻が出荷されていた。
VHSに対する劣勢が顕著となった1980年代前半には、矢継ぎ早に複数の技術革新が行われた。
たとえばカメラとデッキを一体化したカメラ一体型VTR「ベータムービー」の発売(1983年)、音声FM記録による音質の大幅な改善を図ったBeta hi-fiの発売(1983年)、FMキャリアを高周波数化することで水平解像度の向上を図ったHi-Band Betaの発売(1985年)などがそれである。
しかし、いずれもVHS陣営が迅速に対抗規格・対抗機種を投入したために劣勢を覆すことはできず、むしろ販売台数の減少に拍車がかかった。
そして1987年、VHS陣営がS-VHSを投入するに至って、ついに画質面でも追い抜かれ、挽回は絶望的となった。
1987年にはメタルテープ使用の高画質新規格であるEDベータを発売して画質面で再び優位に立ったが、マニア向けのニッチ商品の域を超えるものではなかった。
ソニー自身が1988年にVHSビデオデッキの製造販売に参入して以降もベータマックスの生産・販売は継続されたが、新規機種の投入は減ってゆき、2002年8月27日、構成部品の調達が困難になったこともあり、生産終了を発表し、新品は市場から姿を消した。
ベータ規格の代名詞とも言える「ベータマックス」という名称はソニーの商標として登録されており、東京芝浦電気(東芝)、三洋電機、アイワ(初代法人)、新日本電気(NEC:日本電気ホームエレクトロニクス)、ゼネラル(現・富士通ゼネラル)、パイオニアなどが参入した時点でシステム全体の名称は「ベータ方式」「ベータフォーマット」などとされていた。
東芝・三洋電機はVコード方式からベータ方式に鞍替えしたため、参入当初のカタログ等には「ベータコード方式」の表記を使用していた。
自社で開発・製造を行っていたのはソニー・東芝・NEC・三洋電機・アイワの計5社で、ゼネラル・パイオニア等の他各社はOEM供給による販売を行っていた。
日本国外ではSearsやZenith Electronics、RadioShack、TATUNG(台湾の大同公司)、大宇電子といったメーカー・ブランドでもベータ方式に参入し販売されていたが、ソニー以外の各社は1986年までにVHSの生産・販売に移行した。
オーディオメーカーの日本マランツ(現・ディーアンドエムホールディングス)も三洋電機からのOEM供給により日本国外でベータフォーマットのデッキを販売した実績がある。
VHS規格と比較した特徴として、下記のような特徴を持っている。
性能的には優れたものだったが、VHSより部品点数が多く調整箇所も高い精度を要求される構造により、家電メーカーにとって家庭用ビデ...