名もなき響き/たあぼ
tarbo98
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名もなき響き/たあぼ
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tarbo98
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#JPOP #tシャツが乾くまで #オリジナル曲
名もなき響き
Words&Music tarbo98
違う窓から朝を見て
違う靴で今日を歩く
なのに同じ雲を見つけると
君なら何て言うだろう
言葉はいつも足りなくて
沈黙ばかり上手くなる
それでも君との空白には
不思議と風が通っていた
わかり合うことよりも
わからないままでいられること
そんな優しさがあることを
君と出会って知ったんだ
名もなき響きがあるのなら
名前のないまま残しておこう
君の今日と僕の今日が
違う景色を歩いていても
遠くで鳴った鐘の音が
胸の奥まで届くように
触れもしない 結びもしない
それでも確かに響いてる
僕らはきっと
そんな場所にいる
人生という長い文章に
君はふいに出会った読点
そこで少し立ち止まるたび
呼吸の仕方を思い出す
全部を知ることなんて
たぶん地図にもできなくて
描かれていない余白ほど
大切だったりするんだろう
同じ答えじゃなくても
同じ問いを持てるなら
離れた場所で見る月も
少し近くに感じられる
名もなき響きがあるのなら
理由なんて探さなくていい
君の明日を変えることも
僕の明日を預けることもない
ただ疲れた夜のどこかで
ふいに思い出せるような
小さな灯り そんなもので
互いを照らせたらいい
ゼロか百かで測るたび
こぼれてしまうものがある
白と黒のその間にも
まだ名前のない色がある
二つの音は重ならなくても
ひとつ響きになれるのだろうか
名もなき響きがあるのなら
名前のないままそばにいよう
君の季節と僕の季節が
違う速さで過ぎていっても
見えない場所を流れる水が
いつか海で出会うように
求めもしない 縛りもしない
それでもどこかで繋がってる
手に入れることだけが
大切にすることじゃない
君が君を生きる世界で
僕が僕を生きる世界で
時々 同じ音が鳴る
それを僕らは
「名もなき響き」と呼ぼう