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人を癒やす“セラピードッグ” 医学的にも研究される「犬の力」 訓練所には大型犬のふれあいカフェも

CBCニュース【CBCテレビ公式】

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人を癒やす“セラピードッグ” 医学的にも研究される「犬の力」 訓練所には大型犬のふれあいカフェも

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介護施設や病院で「癒やし」を与えるセラピードッグに密着しました。訓練の一環で大型犬のふれあいカフェも人気です (認知症高齢者グループホーム利用者) 「かわいいな」 名古屋市中村区にある「認知症高齢者グループホームじょうさい」。寄り添う犬はペットではなく、セラピードッグ。人を癒やすのが仕事です。 (認知症高齢者グループホームじょうさい 河合千恵子管理者) 「利用者もとても表情が良くて、普段たくさんの犬と触れ合う機会は少ないので、とても喜んでいると思う」 介護施設や病院などで活動するセラピードッグは、人に癒やしや心の安定を与える存在。確かに多くの人が笑顔です。 (ドッグセラピーの活動を行うWING 後藤ゆり代表取締役) 「『明日も頑張ろうかな』とか『明日も一生懸命生きようかな』という気持ちにさせるのが“セラピードッグ”」 そのセラピードッグを育てる施設が、愛知県新城市の山あいにあります。 「セラピードッグ」を目指す犬たち “ふれあいカフェ”も (日本セラピーメイト協会 森田恭信代表理事) 「セラピードッグを目指している犬たち。こんな感じで人懐っこい。飛びついたりするので、これから訓練する」 セラピードッグには、指示に従い「待つ」「飛びつかない」「吠えない」などの訓練が必要です。 セラピードッグにとって最も大事なことは、人や他の犬に慣れること。そのため、犬たちが大勢の人と触れ合えるように、ここは「大型犬ふれあいカフェセラピーMate」としても営業しているのです。 (客) 「癒される。こんなにたくさん触れるとは」 「みんなすごく近くまで来てくれて、一緒に遊んでくれるのですごく楽しい」 セラピードッグになるため… 人と触れ合うのも訓練の一環 ラブラドールのサニーは人懐っこくて穏やか。プードルのハウルは甘えん坊。ゴエモンはマイペース。共通するのは、みんな“人が大好きなこと”。 (森田代表理事) 「セラピードッグのことをもっと知って身近に感じてもらいたいので、触れ合ってもらえる機会になればいいなと、カフェとかドッグランの機能を持たせた」 特別養護老人ホームに併設されているこちらは、6年前に訓練所として開設され、おととしから訓練の一環でふれあいカフェも始めました。 (森田代表理事) 「中には犬が嫌いな人もいるけれど、セラピードッグたちの良さを知ってもらって、万人を癒やすことができればと思う。たくさんの笑顔を届けられるセラピードックになってほしい」 子犬を育てる「パピーウォーカー」 そして、生まれて間もない子犬の時には、ある大切な存在が。 岐阜県多治見市の野田さん夫婦は、生後11か月のスタンダードプードル「ナタロウ」のパピーウォーカー。 パピーウォーカーは約1年間飼い主として愛情を注ぎ、人に慣れさせるのが役割です。半年ほど前、新城市のふれあいカフェを訪れた際、まだ小さかったナタロウと出会いました。 (パピーウォーカー野田さん) 「ふれあいカフェにまだ小さいナタロウがいて、触れ合った後に(店のスタッフに)『かわいかったでしょ』と話しかけられて、『よかったらパピーウォーカーになりませんか』と声をかけてもらった」 夫婦で話し合ってパピーウォーカーになることを決め、去年の11月からナタロウと暮らしています。 一緒に暮らしながら「セラピードッグ」にしたい (野田さん) 「もともとは人に興味を示していない感じだったけれど、一緒に暮らすうちに興味を示してくれて、最近は甘えるようになった。ワンちゃんというより、1人のメンバーという感覚」 ナタロウが最近できるようになったことは「ハウス」と「伏せ」。 パピーウォーカーは、1年間子犬を預かって育てた後、セラピードッグの訓練センターに戻すか、そのまま飼い主としてセラピードッグの活動を支えるかを選ぶことができます。 (野田さん) 「最速1年が区切りかなって。その区切りがあるからパピーウォーカーを始めようかなと思えた」 Q.今はどういう気持ち? 「末永くいてほしい」 野田さん夫婦はずっと一緒に暮らしながら、ナタロウをセラピードッグにしたいと話します。 (野田さん) 「ナタロウが人と過ごすのが楽しいことだと思ってくれるように、楽しく過ごしていきたい」 医学的にも指摘される“癒やし効果” 「犬の力で幸福度を上げられる」 石器時代から一緒に暮らすうちに、人に寄り添うよう進化したと言われる犬。触れ合うことで安らぎを感じるホルモン、オキシトシンが出るという研究結果もあり、医学的にも“癒やし”につながる存在です。 (森田代表理事) 「犬の力で人の幸福度をかなり上げられると思っている。欠かせない存在になり得るワンちゃんたちだなと思う」 言葉はなくとも心を通わせ、絆を作っていく人と犬。セラピードッグは、人の心を支える特別な存在でもあるのです。