認知症と診断された人に「10年以上前から出ていた変化」ワースト7|何科に相談すればいい?
田中 千尋
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認知症と診断された人に「10年以上前から出ていた変化」ワースト7|何科に相談すればいい?
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田中 千尋
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久しぶりに実家へ帰ると、母が「最近、散歩に行ってないのよ」。ペットボトルのふたを開けてほしいと頼まれ、前より少し元気がないようにも見える。年のせいかな、と思って帰る――。日本では、65歳以上で認知症の人がおよそ443万人、その一歩手前の軽度認知障害の人がおよそ559万人。合わせて65歳以上の約28%です。この動画では、認知症と診断された人を何十年もさかのぼって調べた研究から、「何年も前から出ていた変化」を第7位から第1位までワースト7の形でご紹介します。気になる変化に気づいたときの相談先もお話しします。
▼ 今日のポイント
① これからお話しする変化は、認知症ではない人にもよく起こります。当てはまっても、ほとんどの人は認知症ではありません
② 大事なのは二つ。前の自分と比べて変わってきたか。いくつも重なっていないか
③ 第1位は、年をとってから気分が沈むこと。イギリスで約1万人を28年間追いかけた研究では、診断の11年前から気分の落ち込みが強くなりはじめていました
④ 軽度認知障害から認知症に進むのは、1年に10〜15%。全員が認知症になるわけではありません
⑤ 相談先は、かかりつけ医・もの忘れ外来・認知症疾患医療センター・地域包括支援センター(ご家族だけでも相談できます)
▼ 目次
0:00 はじめに
1:02 ごあいさつ
1:34 最初に大切なこと(年齢による物忘れとのちがい)
3:07 第7位 においが分かりにくい
4:37 第6位 支払いの期限を忘れる
6:02 第5位 歩くのが遅くなる
7:24 第4位 出かける・体を動かすことが減る
8:41 第3位 段取りが悪くなる・同じことを何度も聞く
9:58 第2位 握る力が弱くなる
11:06 第1位 年をとってから気分が沈む
12:31 気になる変化に気づいたら(相談先)
14:14 まとめ 今日のワースト7
15:22 おわりに
▼ 参考にした情報
・厚生労働省「認知症および軽度認知障害(MCI)の高齢者数と有病率の将来推計」
・政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」(2025年1月)
・厚生労働省「認知症に関する相談先」
・Adams ほか 2018(アメリカ・においと認知症)
・Nicholas ほか 2021(アメリカ・支払いの遅れと認知症)
・Dumurgier ほか 2017(フランス・歩く速さと認知症)
・Sabia ほか 2017(イギリス・Whitehall II研究・体を動かす時間と認知症)
・Singh-Manoux ほか 2012/2017(イギリス・Whitehall II研究・考える力/気分の落ち込みと認知症)
・You ほか 2024(イギリス・UK Biobank・握る力と認知症)
・Tomata ほか 2017(宮城県・大崎コホート・歩く習慣と認知症)
・日本の高齢者の歩く速さと物忘れに関するコホート研究(Archives of Gerontology and Geriatrics 2024)
※この動画は一般的な健康情報です。診断や治療の代わりにはなりません。気になることがあるかたは、医師に相談してください。お薬は、ご自身の判断でやめないでください。
ご自身やご家族のことで「今思えば、何年も前から、こんな変化があった」という経験があれば、ぜひコメントで教えてください。
(例)「母は、何年も前から料理の味つけが変わっていました」「父は、物忘れより先に、散歩に行かなくなっていました」
#認知症 #物忘れ #健康 #シニア #介護