売れ残りしか扱えない無能倉庫係の俺、捨て値在庫を宝に変えて王都最大商会を破産させた
ひとコマ日和
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売れ残りしか扱えない無能倉庫係の俺、捨て値在庫を宝に変えて王都最大商会を破産させた
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ひとコマ日和
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十八歳で授かった職業印は《等価倉庫》。
だが、その倉庫で扱えるのは新品でも高級品でもなく、売れ残り、規格外、返品、季節外れ――誰かに捨てられた物だけだった。
王都の大商会に小麦を買い占められ、雪国の町は飢えかけていた。
だが俺には見えていた。
凍って売れない林檎。
捨てられる麦殻。
端切れ布。
曲がった釘。
煙を浴びた麦袋。
全部、まだ価値を失っていない。
俺は端物交換所を開き、町中の余り物を集め、石鹸、保存食、冬服、道具へ変えていく。
やがて小さな店は共同市場になり、分散工房になり、雪国全体をつなぐ物流組合へ成長する。
しかし、王都最大の白樺商会はそれを許さなかった。
買い占め、封鎖、偽の預かり票、国家接収命令。
あらゆる手で俺の倉庫を奪おうとする。
「昨日、あなた方が捨てた物からです」
捨て値しか扱えない無能倉庫係が、捨てられた価値を拾い集め、王都の独占商会を破産へ追い込む異世界物流ざまぁファンタジー。
ぜひ最後までお楽しみください。
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