高田みづえ 雨の夜に
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高田みづえ 雨の夜に
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前回アップした「てがみ」に続いて、「セリフのある歌第2弾」として「雨の夜に」をアップしてみたいと思います。「てがみ」から3年後、みづえちゃんの「表現力」も格段にアップしていて、主人公の女性の「心の声」が情感を込めて伝わってきますね。「きっときっと元の私に戻ります」のセリフには、本当に「彼女」がいじらしくて自然と涙が誘われます(T_T)
賛否両論のあるアルバム『イマジネーション』の中でもさらに地味なポジション(B-5)にある「雨の夜に」ですが、実はこの曲もかなりの「隠れた人気曲」なんですよね。自分がYouTubeを見始めた頃は高田みづえナンバーというと「硝子坂」か「私はピアノ」くらいしか聴けなかったイメージがある(自分がYouTubeを見始めたきっかけは実はみづえちゃんではなく「太陽にほえろ!」なので、その時点では「えりのすけ」様のチャンネルの存在は知りませんでした)のですが、その中で「雨の夜に」の音楽動画が1本存在していてちょっと「意外に」感じた思い出があります。アメジスト様の「好きな歌ランキング」に度々言及させてもらっていますが、アメジスト様は『イマジネーション』で「特に好きな曲」として「冬物語」と「雨の夜に」を上げていらっしゃいますね。「好きなアルバム曲」第3位に「誘われてサンバ」がランキングされていますから、要するにアメジスト様セレクションの『イマジネーション』TOP3の中に「雨の夜に」が含まれているわけです。この内容的にもポジション的にも決して派手とは言えないしっとりとした地味な楽曲がどうしてこれほど「隠れた人気曲」なのかというと、やはり何と言ってもこの曲の中で流れる情感のこもった「モノローグ」の存在が大きいでしょうね。冒頭にも述べたように「てがみ」の(萌えポイントでもある)「棒読み」感に比べて、気持ちの込め方にシンガーとしての「成長」が感じられます(^^;)
失恋を機に実家に帰って傷を癒やしている娘と、彼女を優しく見守る母。でかい音を立てて茶を啜りながら複雑な想いを抱いている無口な父。彼女の傷の深さを象徴する降り止まぬ雨。意味深な電話。「きっときっと元の私に戻ります」という彼女のいじらしいモノローグ。昭和の時代の良質な短編ホームドラマを観ているような感覚に陥りますよね。(彼女は母のことは「母さん」と言っていますが、父のことは「父さん」ではなく「父」と言っています。母のことは「小さく痩せて見えた」とも言っています。もしもこれが連続ドラマだったら、彼女の「傷の癒やし」と共にこの微妙な「親子関係」も物語の軸になるような気がしますね。以上蛇足的妄想でしたm(_ _)m)
「雨の夜に」の作曲者でありアルバム『イマジネーション』のメイン作曲家とも言える「幸耕平」氏は、80年代後半あたりから「演歌」も多く手がけていますが、ロックバンド「トランザム」の元メンバーであり、『イマジネーション』リリース当時の1980年にはまだ演歌は手がけていませんから、某ローカル新聞の「新曲の作詞・作曲者が…ド演歌から距離をおいた作り手オンリーだった例は稀有」という「みづえナンバー評」に反する作曲家ではありませんね。実際自分は、「雨の夜に」含む「松本礼児×幸耕平」ナンバーに「演歌」を感じたことはほとんど全くありません。「松本礼児×幸耕平」コンビ作品は、みづえナンバーの中では「どうして私を愛したのですか」とアルバム『イマジネーション』の中でしか聴けないんですが、「高田みづえ」のシンガーとしての「成長」を語る上では、実はかなり重要なクリエーターコンビだったと言っていいのではないか思っています(;^ω^)
#高田みづえ