アート
チャンネルおきよ
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チャンネルおきよ
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[Verse 1]
白い壁に 黒い絵の具
投げつけた後で 意味を考える
誰かが深く うなずいたから
僕も分かった ふりをしていた
[Pre-Chorus 1]
傷跡に 額縁をつけ
悲しみに 値札を下げる
これは僕の 痛みです
どうぞお静かに ご覧ください
[Chorus 1]
「酷い」とか「汚い」とか「卑怯」とか
その言葉まで 展示してしまおう
拍手と悲鳴が 重なる場所で
僕の名前が 大きくなってく
美しいだけじゃ 足りないでしょう
次は何を 壊せばいい?
ひび割れたものを 光にかざし
それでも僕は アートと呼ぶ
[Verse 2]
二人の部屋で もらった手紙
名前を消して 作品に変えた
君の沈黙を 信頼と呼んで
いちばんいい席 空けておいたよ
[Pre-Chorus 2]
思い出は 共有財産
そう言い切れば 楽になる
僕だけ知ってる 君の癖を
観客たちが 真似して笑う
[Chorus 2]
「酷い」とか「汚い」とか「卑怯」とか
その言葉ほど よく売れるんだ
みんなが帰る 扉のそばで
君はコートを 着たまま待ってた
「どうだった?」なんて 尋ねる僕に
君は小さく 鍵を返した
それさえラストに 使えるなんて
考えた僕を 誰が見ている?
[Bridge]
照明が落ちた 舞台の上に
片づけられない 声が残った
客席に一人 僕が座れば
今さら台詞が 聞き取れてくる
[Final Chorus]
「酷い」とか「汚い」とか「卑怯」とか
僕の言葉で 言い直せるか
額縁の外に はみ出したものを
作品のせいに しないでいられるか
拍手がやんでも 消えない顔が
白い余白で 僕を見ている
筆を握った この手の先で
まだ乾かない 赤がにじんだ
[Outro]
それでも僕は
アートと呼んだ