「もう歳だから」と、好きなものを諦めていないか。美輪明宏が貫いた“美しく生きる”ということ|BAR CHAPTER #06
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「もう歳だから」と、好きなものを諦めていないか。美輪明宏が貫いた“美しく生きる”ということ|BAR CHAPTER #06
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「赤が似合わなくなったわけじゃないんです。
ただ――もう、許されない気がして。」
52歳。
かつては赤や華やかな服が好きだった一人の女性が、BAR CHAPTERの扉を開きます。
今では選ぶ服は、黒、紺、グレー。
年齢を重ねるうちに、
「この歳で、こんな服を着たらどう思われるだろう」
そんな誰かの視線が、自分の「好き」よりも大きくなっていました。
今夜、Masterが語るのは――美輪明宏。
1935年、長崎に生まれ、10歳で原爆を経験。
16歳からプロの歌手として活動し、銀巴里などでシャンソンを歌い、1957年には「メケ・メケ」がヒット。
しかし、その華やかな姿の裏には、戦争の記憶や偏見との闘いがありました。
1965年「ヨイトマケの唄」。
寺山修司、三島由紀夫らとの舞台。
そして77歳でのNHK紅白歌合戦。
長い人生の中で、美輪明宏は何を「美しい」と考えてきたのか。
美輪明宏と同じ格好をする必要はありません。
同じ人生を生きる必要もありません。
けれど――
自分が好きなものを、ちゃんと好きだと言うこと。
そこに年齢は必要なのでしょうか。
これは、美輪明宏の人生を紹介するだけの物語ではありません。
誰かの目を気にするうちに、
自分の「好き」を少しずつ手放してしまった人へ。
ある夜のBARで交わされた、一つのお話です。
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Chapter 06
「美しく生きるということ。― 美輪明宏 ―」
――ある人の人生の一章を、
今を生きる誰かの一章へ。
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