【小説/字幕】老夫婦 黒島傳治著【朗読】息子の出世を信じ田畑も財産も犠牲にしてきた老夫婦。東京へ移り住むが慣れぬ暮らしと息子夫婦への気兼ねが待っていた。全てを捧げた人生の果てに二人が見つけた幸せとは。
さくっとノベル 朗読タイム
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【小説/字幕】老夫婦 黒島傳治著【朗読】息子の出世を信じ田畑も財産も犠牲にしてきた老夫婦。東京へ移り住むが慣れぬ暮らしと息子夫婦への気兼ねが待っていた。全てを捧げた人生の果てに二人が見つけた幸せとは。
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【字幕あり】
ご覧いただきありがとうございます。
こちらの作品は自動字幕を、正しいものに修正済みですので、字幕付きでもご覧いただけます。
今回の名作は
黒島傳治著「老夫婦」です。
【あらすじ】
為吉とおしかの老夫婦は、一人息子の清三を立派に育てようと、わずかな田畑を手放し、借金を重ねながら学費を工面する。
清三は病気にもなり、両親はさらに財産を失うが、息子の出世を信じて苦労を続けた。やがて清三は東京で就職し、結婚。老夫婦も息子のもとへ移り住む。しかし、都会の暮らしは二人にとって居心地が悪く、息子夫婦との間には言葉や生活習慣、価値観の違いによる隔たりが生まれる。
【登場人物】
☀︎為吉(ためきち)
貧しい暮らしの中でも、息子清三の教育を支えるために懸命に働く。温厚で忍耐強く、息子の出世を信じている。
☀︎おしか
為吉の妻。息子の学費や借金に不満をこぼしながらも、清三を大切に思い、病気の際には寝ずに看病する。
☀︎清三(せいぞう)
老夫婦の一人息子。両親の犠牲によって高等教育を受け、東京で就職、結婚する。都会の生活に馴染んでいく。
☀︎園子(そのこ)
清三の妻。都会的な生活を好み、老夫婦にも丁寧に接するが、田舎育ちの二人とは価値観や生活感覚に隔たりがある。
【作品の魅力】
息子のためにすべてを犠牲にした二人が、東京での暮らしを通じて、故郷での生活や自分たちらしい生き方の大切さを実感していきます。
【作者】
1898(明治31)年12月12日、香川県小豆島の貧しい農家に生まれる。1917(大正6)年、文学を志し上京、1919(大正8)年に早稲田大学予科に入学するが、徴兵を受け、シベリアに派兵。胸を患い帰国。『文芸戦線』同人となり農民小説、反戦小説を執筆。代表作は、シベリア出兵を題材にした『渦巻ける烏の群』、済南事件に取材した『武装せる市街』など。1943(昭和18)年10月17日、郷里小豆島で病死。
どうぞお楽しみください。
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