アルチュール・ランボー:詩を変え、詩を離れた放浪者
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【日めくり天才伝】アルチュール・ランボー
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詩を変え、詩を離れた放浪者
アルチュール・ランボー(Arthur Rimbaud)の生涯は、その長さよりも、変化の激しさによって人を驚かせる。地方都市の優等生が家出を繰り返し、パリの詩人たちを震撼させ、年上の詩人との愛と争いを経て、文学から遠ざかっていく。その後はヨーロッパを歩き回り、ジャワ島へ渡り、アフリカ東部で商人として暮らした。わずか37年の人生に、いくつもの生が刻まれているのである。
ランボーが詩作に打ち込んだのは、おおむね15歳から20歳前後までの、ほんの数年間にすぎない。それでも、その作品は象徴主義からシュルレアリスムに至るまで、20世紀の文学と芸術を大きく揺さぶった。
しかし、生涯の後半までを「反逆の天才詩人」という姿で理解しようとすると、実際のランボーを見失ってしまう。彼の人生には、文学の名声とはまったく別の場所で生きようとした、長く厳しい時間があったのである。
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