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10歳の男の子が7年かけて腰まで髪を伸ばしたワケ 姉と髪を乾かした思い出を胸に…55センチのヘアドネーション「病気でつらい子に渡したい」

HBCニュース 北海道放送

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10歳の男の子が7年かけて腰まで髪を伸ばしたワケ 姉と髪を乾かした思い出を胸に…55センチのヘアドネーション「病気でつらい子に渡したい」

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医療用ウィッグのために髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。北海道旭川市に住む10歳の男の子が、7年かけて伸ばした髪を寄付する日がやってきました。 橋本陣くん 「鉄棒は…前回りしかできません」 鉄棒をすると地面に着いてしまうほどの長い髪。 旭川市に住む、小学5年の橋本陣くんです。隣にいるのは、姉のありすさん。 2人とも髪が長い、その理由は… 小学5年 橋本陣くん(10) 「病気で髪の毛が少なくなっている人を助けるために、カツラを作るためにお姉ちゃんが髪の毛を伸ばしていて、僕も助けになりたいなと思って」 無償提供を行う団体へ…「消耗品だから負担を軽減したい」 病気の治療などで髪が抜けてしまった子どもたちが身に着ける医療用ウィッグ。 人の毛でできたウィッグは20万円ほどと高額なため、北海道ヘアドネーション協会は必要な子どもには無償で提供しています。 北海道ヘアドネーション協会 姉歯麻未 代表理事 「ウィッグは消耗品、1年に1回、2年に1回購入しなければいけない。私も小さいときからずっとウィッグだったので、両親にはかなり負担をかけたので、そういうのを軽減したい」 陣くんはこの団体に、自分の髪を寄付することにしました。 小学6年 姉・ありすさん(12) 「(弟がヘアドネーションすることは)すばらしいことだなと思うし、わたしもうれしい気持ちでいっぱい」 7年間、髪を伸ばし続けてきた陣くん。男の子としては髪が長い方なので、こんなエピソードも。 小学5年 橋本陣くん(10) 「ヒップホップダンスをやっていて、長年一緒にダンスをやっている友達に男子トイレに行くとき、『あれ?陣ちゃんって男子トイレなの?』と聞かれて『僕男だから』驚いていました」 父・瑛太さん 「病気の人の助けになれたらいいと幼いながらに持てるのはすごいことだなと」 キッズモデルもこなす陣くん。 長い髪を活かしたヘアアレンジは、お母さんが仕上げました。 橋本陣くん 「どうしてケア?キレイに髪の毛をあげるときに保ちたくて…明日が緊張する」 毎日髪を乾かすのは、お姉さんの役目。それも、いったんおしまいです。 小学6年 姉・橋本ありすさん(12) 「これで最後か。きょうで終わりか。乾かしてる時間いっぱい話せたり、めっちゃ楽しかったから超さみしい」 小学5年 橋本陣君(10) 「6年間くらい髪の毛やってくれてありがとう。2年後ぐらいにまたよろしくね」 小学6年 姉・ありすさん(12) 「泣いちゃうかもしれない」 「緊張とうれしさが混ざってる」カットした長さは… ヘアドネーション当日。 小学5年 橋本陣くん(10) 「緊張とうれしさが混ざってるというか」 (寂しい?) 「ほんのちょっとだけ」 縁MUSUBI 医療美容師 佐藤沙織さん 「キレイです。ツルツルです」 家族みんなで、その時を見守ります。 ありすさんも、ハサミを入れることに。 長さは55センチ。30センチからの寄付が一般的なヘアドネーションでもかなり長い方です。 小学5年 橋本陣くん(10) 「うれしいです。病気でつらい子に渡したい。本当にやってよかった」 初めてのヘアドネーション。 誰かのために再び寄付する日に向けて、陣くんはさっそく、髪を伸ばし始めました。