【ゆっくり実況】翼撃(イレギュラードールズ)のつかいかた野良マルコス職人.mp6【 #コンパス 】
バーチャル妖狐
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【ゆっくり実況】翼撃(イレギュラードールズ)のつかいかた野良マルコス職人.mp6【 #コンパス 】
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バーチャル妖狐
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#ゆっくり実況 #コンパス
リンちゃん(cv:VOICEVOX:WhiteCUL)
死神と吸血鬼 性の摂理解析システム 第五話
洋館の長い廊下、天井は高いが窓は無く、まるで地下にいるような閉塞感を感じさせる。
「(到着〜っと)」
「(ちょっと死神)」
「(なんだよ)」
サーティーンの開いた裂け目から移動してきた吸血鬼は、周囲を見るなり死神を睨みつけた。
「(ここって……)」
「(俺が覗きたい淫夢を覗いていいって言ったのラヴィチャンだろ)」
「(そうじゃなくて!)」
「(ここ!ラヴィん家なんだけど!)」
吸血鬼は顔を赤くして叫んだ。
「(まさか死神アンタ!ラヴィにエッチことする気じゃないでしょうね!同人誌みたいに!)」
「(バーカ言え!何度でも言うがな!僕ちゃん男のシュミはねぇ〜の!!)」
死神は吸血鬼の額を指で押す。
「(じゃあ誰の夢ってんのよ!ラヴィん家を知ってるヤツなんて……)」
吸血鬼はそこまで言ってハッと気づいた様子を見せた。
「(まさか…まさかアンタ)」
「(おっ、いたいた)」
青ざめる吸血鬼をよそに死神はウキウキで廊下の奥に目をやった。
廊下の真ん中で足を畳んで椅子に座る少女の姿がそこにはあった。その姿はサーティーンが見覚えのある少女の姿よりもかなり若く見えた。
「(ん?なんか……ガキになってねぇか)」
「(あの子は…あの子にとってはあれが自分なのよ。ステリアにとってはね)」
少女は椅子に座ったまま俯いている。この館の主の帰りを待っているのだ。
「遅いなぁ…ラヴィちゃん」
この館の主。怖い怪物や危険からステリアを守ってくれる強い吸血鬼。そう。ステリアは今怖い怪物から逃げている最中だった。
「そうだ…逃げなきゃいけないんだ」
少女が椅子から立ち上がると、廊下の奥から大きな影が現れた。黒いフードを被り、大きな赤い鎌を持っている───
「(俺かよ!)」
「(アンタステリアに何やったのよ!!)」
「(そーいやこないだステリアちゃんにナンパ仕掛けた時バケモン見たみて〜にビビられたっけか)」
「(何してくれてんのよ!)」
「(イッテェな!なんでステリアちゃんのことでオメーに殴られなきゃいけねーんだ!保護者かっつーの!)」
「(誰が保護者よ!)」
巨大な黒い怪物は鎌を振りかぶって少女を追いかけた。
少女は逃げようと振り返ったが、正面には長い直線の廊下があるばかりで、このまま逃げれば数秒もたたずに怪物に追いつかれてしまうことは明らかだった。
「いや!来ないで!助けて!」
少女は必死に吸血鬼の名を呼ぶ。
「助けて!ラヴィちゃん!」
刹那、ステリアの身体はふわりと宙に浮いた。
慣れ親しんだ、安心する香りがする。
気づけば怪物も長い廊下も消え、周囲は静かな森林になっていた。
「ラヴィ…ちゃん…?」
「はいはいラヴィちゃんよ」
ステリアは吸血鬼の王の腕に包まれ、先程までとは真逆の穏やかな呼吸をしながらゆっくりと目を閉じる。
程なく、すうすうと寝息を立て始めた。
「はぁ〜…この子あんなナリだけど中身は純粋なんだから気をつけなさいよね」
「ハイハイ悪かったよ…ったくよりにもよって悪夢のバケモンかよ……」
死神は説教など気にならない様子で夢の中の自分の待遇に腹をたてていた。
一方吸血鬼は自らの腕の中で眠る少女の姿を眺め、かつてのステリアのことを思い出していた。
「(たまにはヨシヨシしてあげようかしら…)」
つづく