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京都“外国人おもてなしタクシー” 語学力堪能で行き先相談も可能 “穴場”の紹介も【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月25日)

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京都“外国人おもてなしタクシー” 語学力堪能で行き先相談も可能 “穴場”の紹介も【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2026年4月25日)

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京都駅で外国人観光客が長い列をなしているのは「フォーリン フレンドリー タクシー」乗り場。その名の通り“外国人に優しい”タクシーです。ドライバーは英語が話せるうえ、行き先の相談にものってくれます。追跡すると川沿いのお花見スポットやコンビニグルメなど京都の“穴場”や“意外なグルメ”にたどり着きました。 ■“動く観光案内所” 古都・京都に外国人観光客が頼りにする特別なタクシーがあります。 乗ってきたのはナイジェリアから来た姉妹。日本に到着して、いきなり感激したことがあるといいます。 ナイジェリアから来た姉妹 「日本の空港で高齢者が元気に働いているのを見ました。それってステキなことですよね」 菊永秀人さん 「ちなみに私は78歳ですよ」 ナイジェリアから来た姉妹 「ええっ!?」 タクシードライバーの菊永さんは78歳。かつて貿易関係の仕事をしていたため英語が堪能です。 ナイジェリアから来た姉妹 「どうやって若さを保っているんですか?」 菊永さん 「やっぱり日本食ですかね」 ナイジェリアから来た姉妹 「どんな食べ物なの?」 こちらは「フォーリン フレンドリー タクシー」。その名の通り“外国人に優しい”タクシーなんです。現在、京都でおよそ200台が走っています。 スペインから来た人 「アレは何かしら?」 「お寺だね」 「アレは」 菊永さん 「東本願寺です。京都の中でも大きなお寺の一つですよ」 スペインから来た人 「とても美しい」 菊永さん 「あれは門です。本殿はその奥にあるんですよ」 スペインから来た人 「大きいな」 「フォーリン フレンドリー タクシー」は、いわば“動く観光案内所”。 菊永さん 「京都にはどれくらいいるんですか?」 スペインから来た人 「3日です。その後、奈良に行く予定です」 菊永さん 「奈良に行くならこれをどうぞ」 手渡したのはガイドマップです。 スペインから来た人 「(Q.タクシーはどうでした?)とても良かったです。たくさん話すことができて、いろいろなことを教えてもらいました」 「僕なんて、京都の釣りの情報まで教えてもらえましたよ。今回は行けないですけどね。どうもありがとう」 菊永さん 「こちらこそ、京都を楽しんでください」 ■運転手“穴場”をオススメ 今、京都駅に驚きの光景が。外国人観光客の長い列。その長さ、およそ30メートル。みんな「フォーリン フレンドリー タクシー」を待っているのです。 ドライバーは英語が話せるうえ、1時間6400円から貸し切りも相談できるとあって、利用者が後を絶ちません。 アメリカから来た人 「運転手さんはとても知識豊富で、旅の行き先も相談できました。素晴らしい体験です。アメリカの運転手は何もしゃべらないですからね」 この日、78歳の菊永さんのタクシーを利用したのはアメリカから来た夫婦です。 菊永さん 「京都にはどれくらい?」 アメリカから来た夫婦 「2日半いる予定です」 菊永さん 「チェックインした後の予定は決まっているんですか?」 アメリカから来た夫婦 「抹茶の工場見学ツアーの予約をしているんです。それまで何をするかは決めていないですけど」 ホテルに到着。すると…。 アメリカから来た夫婦 「すぐ戻ってくるよ」 どうやら、まだタクシーを利用するみたいです。抹茶の工場見学をする前に行きたい所があるといいます。 アメリカから来た夫婦 「桜を見てみたいんですが、オススメの場所はありますか?」 菊永さん 「この辺りにある神社やお寺の花見スポットはとても混雑しているので、この近くのスポットなんかどうでしょうか?キレイな場所がありますよ」 アメリカから来た夫婦 「それは地元の人しか知らないような場所ですか?」 菊永さん 「そうです。その近くに住んでいる人が知っている、いわゆる“穴場”です」 これぞ、地元を知り尽くしたタクシードライバーの真骨頂。 菊永さん 「ここがおすすめの場所ですよ。止まりましょうか?」 アメリカから来た夫婦 「お願いします」 「素晴らしいね」 「とってもキレイ」 こちらは「天神川」。ソメイヨシノの並木道が2キロ近く続く、知る人ぞ知る、花見の穴場です。 菊永さん 「結構大木が多くてキレイ。人もそんなに多くない。中心部の寺に行くよりいい」 ■焼きいも初体験 ここで、アメリカ人夫婦が気になるものを発見しました。 アメリカから来た夫婦 「食べるの?」 「もちろん」 なんでも、この川では、花見シーズンになると焼きいも屋さんが出没するそう。焼きいもを初体験。 アメリカから来た夫婦 「うん、おいしい。けどアツイ」 「うまい」 「でしょ。ここに来られて本当にラッキーです」 「天気もいいですしね」 「私たちは観光客ですけど、人混みはあまり好きじゃないんです。欲張りかもしれませんが」 この後、夫婦は抹茶の工場見学を満喫しました。 京都最大のお茶の産地として知られる和束町。世界的な抹茶ブームとあり、外国人観光客が増えています。 フランスから来た人 「茶畑が広がる景色は格別ですね。フランスにはこんな景色はありません」 ■ムチャぶり外国人も大満足 京都の「フォーリン フレンドリー タクシー」の認定ドライバーは、現在293人います。 3年前に理学療法士からタクシードライバーに転職した渡辺洋平さん(51)。独学で身につけたという英語で、連日外国人をもてなしています。 そんな渡辺さんのタクシーに、フランスから来た陽気な2人組が乗ってきました。 フランスから来た2人組 「何かオススメの場所はありますか?」 超ざっくりのオーダーに、どう応える? 渡辺さん 「ここは、とてもキレイで人も少ない場所ですよ」 フランスから来た2人組 「OK」 「30分で行けますか?」 渡辺さん 「40分はかかります」 フランスから来た2人組 「片道40分ということは午後2時までに戻って来られない?」 渡辺さん 「2時までに戻って来たい?」 現在、午後1時。予定があるため、午後2時までに戻りたいという男性たち。近くのオススメのスポットを急いでまわることに。 まずは、ご存知「哲学の道」。滞在時間5分で次の場所へ。ここで思いもよらぬ展開が。 渡辺さん 「フランスで食べる日本料理はすごく高いと聞きました」 フランスから来た2人組 「そうなんだよ」 「日本で食べる安いグルメは、パリのレストランよりおいしいことがあるよね」 「日本のコンビニは僕の価値観を変えてしまったよ」 “コンビニグルメ”に感動したという2人。渡辺さんが“あるグルメ”を猛プッシュします。 渡辺さん 「本当においしいですよ。ビールと一緒に食べてみてほしいですね」 フランスから来た2人組 「試してみたいね」 ということで、予定変更。コンビニへ。購入したのは、ご存知「ファミチキ」です。 フランスから来た2人組 「フランスのカツレツに似ているかも」 渡辺さん 「気に入りました?」 フランスから来た2人組 「とても。京都でもらった一番のアドバイスですよ」 「俺たちファミチキをフランスに輸入する事業計画書を書かないとな」 外国人は予想もつかない旅のほうが喜ぶみたいですね。 フランスから来た2人組 「あなたに会えて本当によかった。これは最高のアドバイスだったよ」 「一生忘れないよ」 ■外国人感激の平和スポット 年間およそ1000万人の外国人が訪れる京都。この日、渡辺さんのタクシーに乗ってきたのは、スウェーデンから来たという家族です。 渡辺さん 「どちらまで?」 スウェーデンから来た家族 「静かで穏やかな所に行きたいんです」 渡辺さん 「オススメの場所がありますよ」 スウェーデンから来た家族 「いいですね」 家族が“静かで穏やかな場所”を求めるのは理由がありました。 スウェーデンから来た家族 兄 「弟は学生で、僕は社会人なんですが、去年、兵役を終えたばかりなんです」 渡辺さん 「兵役ですか」 スウェーデンから来た家族 兄 「あまりいい場所ではなかったです」 スウェーデンから来た家族 父親 「軍のために働いたことは?」 渡辺さん 「ないです。日本には兵役がないので」 スウェーデンから来た家族 兄 「最近は、ロシアがどんどん恐ろしい存在になっていますね…穏やかな日常を大切にしたい。そういうふうに思っています」 やってきたのは、およそ1200年の歴史があるといわれる「天台宗 京都大原三千院」。お堂にまつられた国宝「阿弥陀三尊坐像」が有名です。 ひょっこり顔を出しているのは「わらべ地蔵」。 三千院 法務部係員 赤松佑亮さん 「お地蔵様は子どもの守り仏。今、生きる人たちに寄り添ってくださる身近な存在としていらっしゃる」 ■「ここは100点満点」 三千院のすぐそばに、渡辺さんがスウェーデン人家族を連れてきたかった場所がありました。 スウェーデンから来た家族 兄 「こんな庭初めてだ」 スウェーデンから来た家族 母親 「本当ね」 絵画のように切り取られた庭園を楽しめるお寺。鑑賞のお供に抹茶もいただけます。 スウェーデンから来た家族 父親 「これが静けさというものですね」 スウェーデンから来た家族 兄 「甘いものを食べて抹茶を飲んで景色を眺める。本当に平和な気持ちに戻れますね」 縁側には、日本庭園ならではの風流な仕掛けが。地中に埋めたカメに水を垂らして音を楽しむ「水琴窟」です。 家族は、渡辺さんの案内で平和なひと時を堪能しました。 スウェーデンから来た家族 母親 「ここは100点満点。たくさんの人に紹介したいけど、混雑してほしくないから、やめておこうかしら」 (2026年4月21日放送分より) [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp