【日本も他人事じゃない】「今の自衛隊では厳しい」ロシア軍事の第一人者・小泉悠が国会で暴露した“ウクライナ戦争の現実”がヤバすぎる!【ウクライナ戦争/ロシア/中国/参議院】
Golden Echo 5323
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【日本も他人事じゃない】「今の自衛隊では厳しい」ロシア軍事の第一人者・小泉悠が国会で暴露した“ウクライナ戦争の現実”がヤバすぎる!【ウクライナ戦争/ロシア/中国/参議院】
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「この戦争はまず巨大戦争である」ロシア軍事の第一人者が国会で語った22分は、いちばん再生されている切り抜きに1秒も入っていない【小泉悠/参議院】
2025年2月19日の参議院 外交・安全保障に関する調査会で、ウクライナ戦争を巡る現状と諸課題について参考人質疑が行われました。招かれたのは、防衛大学校人文社会科学群の広瀬佳一 教授、東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠 准教授、早稲田大学法学学術院の酒井啓亘 教授の3人です。3人はそれぞれ20分程度の意見陳述を行い、そのあと各会派が1人10分ずつ質疑を行いました。このうち小泉参考人が話した時間は22分38秒です。ところが、この日の映像から作られた切り抜きのうちいちばん再生されているものは86,673回に達している一方で、字幕を16文字ずつの窓で照合すると、その収録位置は133分27秒〜174分02秒の質疑応答だけで、22分38秒の意見陳述は1秒も入っていません。同じ素材のノーカット版は1,600回です。この動画では、その意見陳述を軸に、広瀬・酒井 両参考人の陳述、誰も切り出していない時間帯にある質疑の1往復、そして質問した議員本人がその日のうちに語った説明までをつないでお届けします。
※この動画で紹介する参考人の発言は、いずれも参考人ご本人の見解であって、政府の見解ではありません。
※戦争の評価に関わる部分は、参考人の発言をそのまま引用しています。当チャンネルとしての断定は加えていません。
【目次】
00:00 ダイジェスト ─「この戦争はまず巨大戦争である」
0:34 ★小泉悠 参考人の意見陳述が始まる ─「私から見たこの戦争は、やはりまず巨大戦争であるということです」
1:52 年1000万発 ─ 陸上自衛隊の備蓄なら1週間強で空になる量を、ロシアは3年撃ち続けている
2:45 戦車を直せる工場は日本が2か所。ロシアは国営の工廠8か所に民間の大工場2か所
3:20 「ビジネスとしては完全に失敗」と馬鹿にされてきた非効率が、有事には生産能力だった
3:58 ロシア国内の「ヒステリー的な核議論」─ 抑止では足りない、威嚇のための核使用を、という主張
4:33 「トランプとプーチンが話し合おうとしている停戦は、とてもウクライナが飲めない」
5:11 戦場で勝っても戦争には勝てない ─ 日中戦争の日本軍、ベトナムの米軍、アフガンのソ連軍
5:44 「ウクライナ側から見れば、停戦というよりも降伏を強要されている」
6:25 ★日本への含意 ─「今の陸上自衛隊は、ドローンが溢れている戦場を戦えるんだろうか」
7:52 ★中国の核弾頭が2年連続で100発ずつ増えている。2030年代半ばに米中ロが対等へ
9:00 域内の侵略を止める能力がなければ、抑止の信憑性に著しい疑問が生じる
9:32 ★「ロシアに甘く出るということが、長期的に日本の国益になるとは到底思えません」
10:42 ★制裁は解除すべきでない ─ 中ロ分断が難しいことは安倍政権の対ロ外交が証明した
11:19 ロシア北極圏の飛行場に中国の空中給油機 ─ 本人が衛星画像で見つけた「中ロの軍事的接近」
12:18 1人目の参考人・広瀬佳一(防衛大学校)─「昨年、総理がアジア版NATOと言い出して」
12:49 2022年の戦略概念で、NATOは初めて中国を「挑戦」と規定した
13:20 停戦を考えるときのポイントは3つ ─ 公正さ/誰が安全を保障するか/欧州のどこに置くか
13:59 ★「今日ウクライナで起きていることは、明日東アジアで起きるかもしれない」
14:51 アジア版NATOは、いきなり抑止と防衛ではなく実務的な協力から積み上げるべきだ
15:13 3人目の参考人・酒井啓亘(早稲田大学)─ 国際法から見るとどうなるか
15:57 ★領域の移転を含む和平に賛意を示せば「失望と信頼感の喪失を受ける覚悟」が要る
17:00 ★ICCへの制裁に反対する79の国・地域の共同声明から、日本は距離を置いた
17:42 「我が国の中長期的な利益が損なわれないか、きちんと吟味しなければならない」
18:11 質疑 ─ 永井学 議員(自民)「ロシアと北朝鮮の結びつきが、台湾有事と連動したら」
19:34 広瀬参考人の答え ─ 韓国を含めたNATO協力は、北朝鮮に対する抑止力にもなる
19:58 ★小泉参考人の答え「ロシア軍の火力の、実は半分から6割ぐらいって北朝鮮由来なんですよね」
20:43 ★「工作機械の流出が止まっていない」「本当に立法府の先生方に、ぜひぜひご協力いただきたい」
22:08 質問した議員本人が、その日のうちに語っていたこと(塩村あやか 参議院議員 公式チャンネル)
23:07 ★「20分間しっかりと、各参考人からレクチャーがあった後に、質疑を行います」
23:57 まとめ解説 ─ いちばん再生されている切り抜きが、いちばん重要な22分を落としている
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【用語の解説】
★参考人質疑
国会の委員会や調査会が、審議の参考にするため外部の専門家を招いて意見を述べてもらい、その後に議員が質疑を行う手続きです。参考人の発言はその人自身の見解であって、政府の見解ではありません。2025年2月19日の参議院 外交・安全保障に関する調査会では、広瀬佳一・小泉悠・酒井啓亘の3氏が招かれ、一人20分程度の意見陳述のあと、各会派が1人10分ずつ質疑を行いました。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 会議録(121715362X00220250219))
★巨大戦争
小泉悠 参考人が、ロシア・ウクライナ戦争を評した言葉です。冷戦後の安全保障研究では、こうした国家間の総力戦は起きる可能性が極めて低いとされ、テロ・気候変動・パンデミック・食料安全保障・核不拡散のほうが現実的な課題だと考えられていました。同参考人は「私から見たこの戦争は、やはりまず巨大戦争であるということです」と述べ、その想定が外れたことを指摘しています。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 小泉悠 参考人 意見陳述)
★安定・不安定のパラドックス
核兵器が大国間の全面戦争を抑える一方で、その陰では小規模な侵略がむしろ誘発されるという逆説です。1960年代からスナイダーらが指摘してきました。小泉悠 参考人は、ロシアが2000年代後半以降この逆説を人為的に利用してきたと述べ、戦略核を持つことでアメリカが介入できない状況を作り、旧ソ連圏の紛争に介入してきたと説明しました。そのうえで、中国が台湾有事に際して同じことを図る可能性を懸念しています。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 小泉悠 参考人 意見陳述)
★非ナチス化・非軍事化・中立化
小泉悠 参考人が挙げたロシアの戦争目的の3点セットです。非ナチス化は2014年のマイダン革命以前の状態へ戻せという要求、非軍事化は当初ウクライナ軍を20万人以上から5万人へ、将校を1500人までに削減せよという要求、中立化はNATO非加盟に加えて対ロ訴訟の取り下げと制裁の全面解除まで含むものだと説明しました。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 小泉悠 参考人 意見陳述)
★アジア版NATO
2024年に石破茂 総理が提唱して大きく注目された構想です。広瀬佳一 参考人は、この議論が抑止・防衛・核共有に集まりがちで批判的に見られてきたと指摘したうえで、NATOは冷戦後に集団防衛だけでなく危機管理と協調的安全保障を主任務とする組織へ変容しており、一般的な同盟という言葉では言い表せない形になっていると説明しました。いきなり抑止と防衛に話を進めるのではなく、実務的な日NATO協力やIP4協力から積み上げるべきだというのが同参考人の立場です。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 広瀬佳一 参考人 意見陳述)
★領域の移転(武力による併合)
侵略行為によって領域を取得すること、すなわち武力による併合は国際法上禁じられています。酒井啓亘 参考人は、領域の移転を含む和平合意や停戦合意に日本が賛意を表明することは外交上の選択肢としてありうるとしつつ、そのことによって日本が国際法に対する姿勢と法の支配に対する自らの役割について「かなりの失望と信頼感の喪失を国際社会から受ける覚悟」を引き受けなければならず、それに見合う外交上の成果も求めなければならない極めて困難な課題が残ると述べました。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 酒井啓亘 参考人 意見陳述)
★ICC(国際刑事裁判所)
個人の戦争犯罪・人道に対する罪などを裁く常設の国際裁判所です。ICCの捜査に協力する個人へ制裁を課すというアメリカの方針に対し、ICC規程の加盟79の国・地域が反対する共同声明を出しましたが、日本はこの共同声明には距離を置きました。酒井啓亘 参考人は、それは赤根智子 ICC所長の安全を考えたものと言われている一方でアメリカへの配慮も排除されないと述べ、ICCへの最大の貢献国である日本が現実にはその保護の立場に立たないことを意味すると指摘しました。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 酒井啓亘 参考人 意見陳述)
★工作機械の流出
小泉悠 参考人は、北朝鮮がロシアに提供している最大のものは「人間と弾」だとし、2024年に約600万発、2023年に500万発弱の砲弾を供与したとされることから、ロシア軍の火力の半分から6割が北朝鮮由来になっていると述べました。そのうえで、ロシアへの工作機械の流出がまだ止まっておらず、フィナンシャル・タイムズの調査報道によれば日本からはほぼ止まっている一方で韓国や台湾から漏れている部分があると指摘し、法制度に関わる問題なので「本当に立法府の先生方に、ぜひぜひご協力いただきたい」と述べました。
(出典: 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会 小泉悠 参考人 質疑への答弁)
【この動画で使用した素材】
・参議院インターネット審議中継 2025年2月19日 参議院 外交・安全保障に関する調査会(ウクライナ戦争を巡る現状と諸課題・参考人質疑) https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/deta...
・塩村あやか 参議院議員 公式チャンネル「塩ちゃんねる」「#703 【塩ちゃんねる】ロシア・ウクライナ情勢~参議院外交安保調査会で質問 2025年2月19日」 • #703 【塩ちゃんねる】ロシア・ウクライナ情勢~参議院外交安保調査会で質問 202...
本動画は著作権法第32条に基づく引用として、審議映像および議員本人による公開映像を使用し、字幕・用語解説・図解・独自のまとめ解説を加えて構成しています。
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