【無音のスマッシュ】「聞こえない事は夢をあきらめる理由にならない」音のない世界で戦うバドミントン夫婦が難聴の息子へ贈る挑戦(2026年9月19日OA)
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【無音のスマッシュ】「聞こえない事は夢をあきらめる理由にならない」音のない世界で戦うバドミントン夫婦が難聴の息子へ贈る挑戦(2026年9月19日OA)
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「聞こえないことは、夢をあきらめる理由にならないと息子に伝えたい」
新潟県長岡市に住む沼倉昌明さん(41)と千紘さん(36)夫婦。
2人は、重度2級の聴覚障害があり、音のない世界で生きる「デフバドミントン」のプレーヤーです。
「音の無い速いスマッシュは、スッと自分に刺さってくるような感覚」
手に伝わる感触やシャトルの飛び方、そして互いの目線や仕草といった言葉以外のコミュニケーションツールをフル活用し、混合ダブルスのペアとして活躍してきました。
■ 難聴の我が子に背中を見せるための挑戦
2人が世界最高峰の舞台「デフリンピック」でのメダル獲得にこだわる理由。
それは、生まれつき耳が聞こえない長男・碧ちゃん(3)に、「聞こえていた時以上に輝いている姿」を見せるため。そして、「自分自身を否定しなくて済むような環境」を作ってあげるためでした。
■ 社会へ伝えたい「不便さ」よりも「多様さ」
デフリンピックの混合団体で金メダルを獲得するという快挙を成し遂げた2人。
第一線を退いた後、彼らが見据えるのは「次世代のろうのモデル」になること。そして、聞こえる人たちに向けて「聴覚障害者とのコミュニケーションの方法」を知ってもらうことです。
手話、口話、アイコンタクト、身振り手振り。
ハンデの有無に関わらず、「どんな方法なら相手に伝わるかを考えることが最も大切」だと沼倉さん夫婦は語ります。
「無音のスマッシュ」が奏でる夢。
2人の息子へ、そして社会へと繋がっていく夫婦の愛と情熱の軌跡を追いました。
(2026年9月19日OA)