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日奈久断層帯「割れ残り」のリスクも…現地調査に同行 専門家が見る警戒ポイントは【令和8年熊本地震】 (26/08/07 18:00)

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日奈久断層帯「割れ残り」のリスクも…現地調査に同行 専門家が見る警戒ポイントは【令和8年熊本地震】 (26/08/07 18:00)

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8月6日からお伝えしている、今回の地震を引き起こしたとされる日奈久断層帯についてです。専門家の調査に同行取材し、断層のずれによる建物への被害の特徴や、今回、ずれ動かなかった〈割れ残り〉のリスクについてお伝えします。 (東北大学 災害科学国際研究所 遠田 晋次 教授) 「今回の熊本地震の前よりも(大地震の)可能性は高まっているので、今後、いつ起きるか分からないが、数カ月、数年といった若干、長期で対策を考えていかないといけない」 活断層と地震のメカニズムに詳しい東北大学の遠田晋次教授です。8月2日は震度7の揺れを観測した宇城市小川町を調査しました。 (遠田 教授) 「この辺りに断層が走っている。一直線にはならない、アスファルトなどがあると」 「住宅の塀がたわんでいるのが分かると思います。側溝もそうですね。断層を隔てて、向こう側が右に動いている。これが右横ずれ断層、1メートル強、横にずれた」 周辺の至る所で〈断層のずれ〉を確認できます。 (遠田 教授) 「これもブロック塀が右横ずれしている」 「ここはU字溝がずれている」 また、道路の下に埋設されていた水道管も…。 (遠田 教授) 「断層が水道管の所を通っていて、それをずらして壊している状況でこのために水が供給できなくなっている」 水道管が横に約70センチ、上下に40センチほどずれ、完全に破断していました。 こちらは日奈久断層帯の真上に立つ住宅。中を見せてもらうと…。 (谷川 征博さん) 「これが断層の線」 「このドアは開かない。(ドア枠が変形して)つっかえ棒みたいになって」 「断層で家全部が持ち上がって家が真っ二つに分かれたしまった感じ」 「もう住めない」 今回の地震の特徴について遠田教授は…。 (遠田 教授) 「この断層沿い、地表がずれた所を見てみると新耐震基準の建物や最近の非常に頑丈な建物も傾いたり、ねじれたりとか、そういう現象が多く見られる」 一方、断層から離れた平野部では柔らかい地盤が揺れを増幅させ、1981年以前に建てられた旧耐震基準の家屋が多く倒壊したとみています。 (遠田 教授) 「断層帯としてずっと南に続いているので、まだずれていない〈割れ残り〉の区間が今後、大きな地震を起こす可能性はまだある」 遠田 教授は、今回の地震でずれ動かなかった八代海まで続く日奈久断層帯の南側について、警戒を呼びかけます。 (遠田 教授) 「海で活断層が動いた時に、海底面を上下させることがよくあるので、そうなると津波が発生するし、海岸線に断層が近いので地震の揺れの直後、もしくは状況によっては揺れている時に、もう海岸に非常に断層に近い所では津波が来る可能性があるので、海岸線にいる人は津波を常に意識してほしい」