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無住心曲 (広島原爆忌に)

tb92or

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無住心曲 (広島原爆忌に)

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無住心曲 神如道 生曲 Mujushin-Kyoku Composed by Jin Nyodo (1889–1966) 曲名の「無住心」は、金剛般若経の「応無所住而生其心」による。 「応無所住而生其心」の大意:  どこにも心をとどめず、何ものにも執着せず、澄んだままに心を働かせよ。  心が何にも縛られないとき、本来の清らかな心が自然にあらわれる。 日中戦争の始まる1937(昭和12)年、神如道は、日支親善の民間使節として上海にいた。 無住心曲は、そこで即興的に吹いたものをまとめたもの。 初演は太平洋戦争開戦直前の1941(昭和16)年。 同時代の日本の音楽は、邦楽もクラシックも、国威発揚を目指したものばかりであった。 大衆音楽も戦意高揚のための戦時歌謡・軍歌ばかりで、古関裕而/暁に祈る、高木東六/空の神兵 など。 R.シュトラウス/大管弦楽のための日本の皇紀二千六百年に寄せる祝典曲 (委嘱)なども。 戦時色の強まる中、「無住心曲」は心の自由・平安・静寂を求めたのでもあろうか。 尺八 : 泉州銘 2尺4寸(筒音A)管 2026年広島原爆忌(8月6日)に