♪あの駅の写真
producer Kei
0:00 / 0:00
♪あの駅の写真
11 просмотров · 9 дней назад
producer Kei
1 подписчик
11 просмотров · 9 дней назад
[Verse 1]
夏が来るたび 同じホーム
白いシャツの君を 遠くから見てた
時刻表の端に 小さく書いた
名前も知らない 君への気持ち
[Pre-Chorus]
蝉の声が急かすように
今年こそ声をかけようと
伸ばしかけた手の先で
ドアが閉まった
[Chorus]
さよならも言えないまま
君を乗せて走る電車
胸に残った片思いを
夏の終わりにしまい込んだ
あれから何度 季節が巡っても
あの駅だけは忘れられなかった
[Verse 2]
僕は誰かと暮らし始め
小さな手を引く日々になった
それでも夏の同じ頃
一枚の写真が届く
[Pre-Chorus]
差出人のない駅の景色
見慣れた屋根と夕暮れの線路
妻がふいに写真を見つめ
静かに笑った
[Chorus]
「これ、私よ」その声に
遠い夏がほどけていく
毎年君が送っていたのは
言えなかった返事だったの?
僕が見ていたあの女の子は
今ここで僕の隣にいる
[Bridge]
あの日のホームで待っていたこと
声をかけられなかったこと
忘れたふりをした年月も
君はずっと覚えていた
[Final Chorus]
さよならも言えなかった僕ら
同じ駅で始まっていた
届かなかった片思いは
家族の笑顔へ続いていた
今年の夏は二人で行こう
あの写真の場所へ帰ろう
遅すぎた恋じゃない
君に出会うための夏だった
[Outro]
夕暮れの駅 手をつないで
今度は同じ電車を待つ
~~~~~~~~
毎年、夏になると届く一枚の絵ハガキ。
そこに写っているのは、懐かしい「あの駅」。
差出人の名前は、どこにもない。
高校生の頃、僕には名前も知らない好きな人がいた。
毎日、同じ駅で見かける彼女。
ある夏の日、想いを伝えようとした。
けれど、その瞬間――電車のドアは閉まった。
それ以来、彼女に会うことはなかった。
時は流れ、僕にも家族ができた。
それでも毎年届き続ける、あの駅の写真。
「いったい誰が送っているんだろう?」
そんな僕に、妻が写真を見ながら言った。
「これ、私よ」
止まっていた高校時代の記憶と、
今ここにある人生が、ひとつにつながる。
すれ違ったと思っていた初恋は、
本当はずっと、自分のそばにあった――。
そんな偶然と運命を描いた物語です。
『あの駅の写真』
Produced by Kei