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「現金配ればいいじゃろ」検証!広島市プレミアム付商品券 歓迎、戸惑い…3割の市民が置き去りに!? (2026/09/11 19:54)

広島ニュースTSS

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「現金配ればいいじゃろ」検証!広島市プレミアム付商品券 歓迎、戸惑い…3割の市民が置き去りに!? (2026/09/11 19:54)

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ツイセキです。 ■広島市民の3割が申し込まず 国の物価高騰対策として発行された広島市のプレミアム付き商品券。 申し込んだのは市民全体のおよそ7割。 3割は申し込みませんでした。 申請相談のために設置された窓口では、購入方法がわからず、戸惑う高齢者の姿。 松井市長も思わず… 【広島市・松井一実市長】 「一人できない感じでお手伝いしていただいてやっと1万5000円ゲットしましたよ」 ようやく商品券を手にした人も…。 【商品券を手にした人は】 「現金をパッと配ればいいじゃろ。お年寄りは大変。もう私 87 だから」 「大変めんどくさかった申し込みが。できれば現金給付とか現金が用意できない方も中にはいる」 今週行われている広島市議会の一般質問でも議員からプレミアム付き商品券への意見が相次ぎました。 【沖本高博市議】 「市民の受け止めも踏まえて多角的な視点から分析し効果検証を行う必要があると考えます」 【中村孝江市議】 「物価高対策と言いながら申し込みをさせる上にお金を出させるやり方は納得できないと怒りの声が上がっています。広島市は支援が必要な人に届かないような不公平な事業を選択しました。3割の市民が生活支援を受けられなかったことについて反省の意思はあるのか」 【広島市経済観光局桜木司局長】 「全市民への一律給付を求められたものではなく、市民生活の支援と地域経済活性化の双方の効果が期待できる支援策としてその意義にご理解いただき、プレミアム付きの商品券を購入するという行動をとっていただいた人が7割に達したというその事実が大切だと考えています」 【中村孝江市議】 「今回問題なのは物価高から暮らしを守ってほしいという市民の声を差し置いてまでとしぽの普及に行政がこだわったということは、行政が市民の暮らしをそっちのけという姿として残念ながらうつってしまったのではないかと思わざるを得ません」 今月行われた定例会見で市長は… 【松井一実市長】 「どう配るかを議会ではかって、市民の代表として議論いただいて配るという了解を得ている、それを着実に遂行しているとあえて強調したい」 ■広島市プレミアム商品券とは… 今回のツイセキは、今週の広島市議会でも意見の出た広島市のプレミアム付き商品券についてです。スタジオには市政キャップ、石井記者です。 【石井記者】 まずはこの商品券の財源についておさらいをします。ちょっと長い名前になるんですけれども、略すと国の重点支援地方交付金を財源としています。 これは国の物価高対策として、低所得者などへの支援、各自治体が地域の状況に合わせて細やかな対策を積極的かつ速やかに適用してくださいと自治体へ交付されたものなんです。 そのうち広島市は、財源およそ93億円の中で、プレミアム付商品券は68億5000万円を使っています。そのうち10億円は委託業者に流れていて、広報費ですとか相談窓口の設置費用などに使われています。 そのほかにも、学校給食の保護者への支援や中小企業への応援金など、さまざまな支援に使われているものなんです。 結果、対象者は 117万人いるのですが、申し込んだ方は、およそ83万人の7割。申し込んでない方は3割ということで、この残った単純計算で17億円分残るんですが、それは先ほど説明した他の支援金に充てられるということに予定としては検討されています。 ――この3割という数字をどう取るかというふうにも思いますが、やはり委託業者に10億円というところも聞くと、広報費ももっと抑えられたでではないかとかいうふうに思ってしまう人がいてもおかしくはないですよね。 様々な意見がありますよね。そこで市民の声を聞いてきました。 ■市民からは歓迎と戸惑いのの声 【70代】 「買いました。私らも年金もらってるものは、年金の中に振り込んでいただければ、いちいちこんなことしなくてもいいのに」 【70代】 「しっかり買い物ができるから、いいことだと思います。お花が好き。だからお花屋さん行って、生活がちょっと豊かに、心が豊かになりました。1万円を払ってね。5千円半分もつくから得した気持ちがやっぱり多い」 【20代】 「3人分だったんで、1万5000円ぐらい多くもらえたので。美顔器買いました。2人で使う。 ありがたい。 送ってきてもらえた方が楽といえば楽」 【20代】 「あまり知らなくて、周りの人が買ってるのは見たんですけど、あまり使うタイミングもないかなと思って買ってない。現金振り込み(希望)。そっちの方が利用する人は多そうかな」 【男性】 「しました。家族4人分。今回クーラーの買い替えに使った。はい。あって非常に助かったかな。会社でもやってない人は結構いた。やっぱり認知してなかったり、忘れたり、知らなかったという人もいた。その辺もみんなに行き渡るような何か仕組みがあったら良かった」 ■広島県内の他の市町は 購入した人からは普段買えないものが買えてよかったと概ね好評の声が出ていて、一方でやはり手続きが難しかったなどの不満の声も出ていました。では、県内他の市町はどうだったのか、ちょっと調査をしてみました。 実は現金給付は6市町で、口座に直接振り込まれたのが5市町ということで、その住民にとって何もしなくてよかったよという自治体もあるんですね。 廿日市市が3000円、そして一番多かったのが安芸高田市の1万円と金額も自治体によって分かれていました。 一方、多かったのが商品券または地域限定商品券ということで、広島市のように購入方式をとったのは2市町で、残りはゆうパックなどで送付と、こちらも手続きを簡単にしているところが多くありました。 ■安芸太田町は94%が使用 その中からちょっとこれは面白いなというものをピックアップしてみました。 例えば安芸太田町です。1万円のモリカカード、これ、実はもともと町民全員に配布していたそうです。 そこに自動的にシステムとして1万円分を振り込むという形になり、その結果、2月に付与して7月末までの期限だったんですが、94%の人が使用したということで、使用率が高く、利点としてはスーパーやドラッグストアなどどこで使ったかがわかるので、その後の検証などに役立つとのことです。 ――確かに広島市の70%がそう考えると、ちょっと寂しい数字にもなってしまいますね。 ■熊野町はクーポン券、98%が使用 そしてさらに熊野町は県内最高額のクーポン券だったのですが、この使用率が98パーセント、しかも2カ月間の間ということで、これもまたすごいなという感じなんですが。 さらに呉市は水道料金を値下げ、8カ月分基本料金免除ということもあったようです。本当に様々だったのですが、さあ、専門家はどう見ているでしょうか。 ■専門家は 【広島経済大学・若林茂樹教授】 「一つは操作性の問題。アクセスのしにくさと時間がかかりすぎる。この2つが申し込みがされなかった方が3割いた要因に挙げられる。手続きはなるべくシンプルに1度で済むというような設計が、多くの方に行き渡らせるという意味では重要という気がする。その意味で、マイナンバーカードは有力なツール。この活用ももう少し考えてもいいのではと思う。 市民の方の声というものが反映される政策だったということは、今後検証されていく必要があると思う」 さらに専門家は、「趣旨に基づいた使途は当然だが、最終的には納税者である市民国民が納得するかが大事だ」と話していました。 一方、広島市も来年度になるかもしれませんが、検証はしますよと話しています。 今後もこうした交付金はあると思いますので、しっかりと議論をしていきたいなと思います。 ――ここまで石井キャップに伝えてもらいました。このプレミアム付き商品券に関しては、以前から山内さん、本当に分かりにくいというところを指摘されていましたよね。 【元カープ・山内泰幸さん】 「私も認知していたし、やり方も分かっていたけど、手続きしなかった一人です。なんかこう、面倒くさいなっていうのが一番勝ってしまいましたね」 ――特に今回は紙の商品券と合わせてアプリのところの使用が推奨されていた中で、なかなかそこに追いついていかないという方も多かったのかなというような印象も受けます。新川さんは東広島だったということで、やっぱり手続きがないのは楽ですか? 【JICA中国・新川美佐絵さん】 「楽でしたよね。やっぱり気になったのが、3割の方がめんどくさいとか知らなかっただけだったらいいんですけど、本当に1万円が出せない人、生活困窮とか支援っていうところが趣旨だったとしたら、一番本当は支援を届けなきゃいけない人ができなかったっていうことが、もし3割に入ってるとしたら、これはやっぱり、今後見直しを本当に真剣にしていく必要があるのかなとは思いました」 今回こうした様々な意見が上がったこと、これはもう紛れもない事実ですから、今後に向けて検証、そして改善が求められていくと思います。