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夫に離婚を求められ、私はお盆の支度をやめて離婚届に署名した。家を出た私の代わりに、明日の食事は誰が作るのか

Wascom Loforte

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夫に離婚を求められ、私はお盆の支度をやめて離婚届に署名した。家を出た私の代わりに、明日の食事は誰が作るのか

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Wascom Loforte
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八人分のお盆の煮物を作っていた私に、夫は離婚届を差し出しました。退職したこれからは、年金を自分の好きに使いたい。その一方で、明日の食事は、私が用意するものだと思っていたのです。 私は六十六歳の澄子。家計を記し、買い物をして、皆が同じ時刻に箸を持てるよう段取りを組んできました。二人の暮らしのお金を考えてほしいと伝えた先に待っていたのは、私の住まいさえ娘任せにする話でした。 離婚届には署名しました。でも、住む場所もお金のことも決まらないまま提出はしません。煮物を冷蔵庫へしまい、支度の続きをやめ、その日のうちに家を出ることにしました。明日の朝までいたら、また米を研ぎ、お茶を出してしまう。そう思ったからです。 友人の和枝が泊めてくれるのは十泊まで。通帳と家計ノートを持って出ても、一人で暮らせる保証はありません。借りられる部屋はあるのか。年金で家賃を払ったあと、病院代まで残せるのか。静かになった時間に、現実の不安が押し寄せます。 娘の真帆は同居を提案してくれました。孫のそばにいられる安心は、私にも魅力でした。ただ、その暮らしには学童のお迎えや夕飯作りへの期待もありました。家族を助けたい気持ちと、自分の予定を自分で決めたい気持ち。その間で、私は迷います。 長く暮らした家には、夫に助けられた思い出も残っています。それでも、戻ることと、安心して暮らせることは同じなのでしょうか。家計ノートを開き、住まいとこれからのお金を確かめながら、私は次の話し合いへ向かいます。家族を大切にしながら、自分の暮らしも手放さない。その選択の続きを、聞いていただけたらと思います。 #熟年夫婦 #熟年離婚 #老後の暮らし #家計 #自分の時間